「映画『ハリー・ポッター』ってどの順番で観ればいいんだっけ……」
「公開順=時系列で合ってる?」
“ハリポタ”は世界的な人気シリーズですが、中にはこのような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、「ハリー・ポッター」を観る順番についてわかりやすく解説。併せて、全8作品のあらすじや主要キャラクターに加え、どの動画配信サービスで観られるかについてもご紹介します。
映画「ハリー・ポッター」を観る順番を解説! 作品ごとのあらすじや主要キャラも紹介
最終更新日:2024年11月20日
映画「ハリー・ポッター」を観る順番は公開順がおすすめ【公開順=時系列順】
映画「ハリー・ポッター」を観る順番は公開順=時系列順となります。全8作の順番は次の通りです。
公開順 | 作品タイトル(日本公開年) |
---|---|
1 | ハリー・ポッターと賢者の石(2001年公開) |
2 | ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年公開) |
3 | ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年公開) |
4 | ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年公開) |
5 | ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年公開) |
6 | ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009年公開) |
7 | ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年公開) |
8 | ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年公開) |
第1作目で10歳のハリー・ポッターは自分が魔法使いだと知り、ホグワーツ魔法魔術学校に入学しますが、ホグワーツは11~17歳までの7年制。基本的には1作ずつ進級して物語も進んでいきます。そのため、公開順に観ることでストーリーもすんなりと入ってくるでしょう。
次項からは、各作品をあらすじとともに順番にご紹介します。
1.「ハリー・ポッターと賢者の石」(2001年)
「ハリー・ポッターと賢者の石」は、記念すべき第1作。両親を亡くし、母方の叔母であるダーズリー家に引き取られていたハリー・ポッターは、毎日虐待のような扱いを受け生活していた。
そんなハリーのもとにホグワーツ魔法魔術学校から入学許可証が届く。叔母一家の妨害を受けながらも、ルビウス・ハグリッドの助けを得てハリーは無事にホグワーツへ入学する。
ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーと親しくなり、順調に学校生活を楽しんでいたハリー。しかし、ある事件に巻き込まれてしまう……。
2.「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(2002年)
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」では、夏休みを迎え、ダーズリー家に帰省していたハリー・ポッター。そこに屋敷しもべ妖精ドビーが現れ、ハリーは「ホグワーツ魔法魔術学校に戻ってはならない」と警告を受ける。
それを拒否したハリーはさまざまなトラブルに見舞われるが、ロン・ウィーズリーとその兄フレッドとジョージに助けられ無事にホグワーツへ到着。しかし、ホグワーツでは不気味な事件が次々と起こり、閉校寸前まで追い込まれる事態に発展する。
そして、ホグワーツのある秘密が明らかになる……。
3.「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(2004年)
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」では、凶悪な殺人犯シリウス・ブラックが、魔法界の刑務所であるアズカバンから脱獄。ハリー・ポッターは、シリウスが自分の命を狙っていることを知る。
不安な状況の中、ついにホグワーツ魔法魔術学校でも次々と事件が発生。少しずつ近づく脅威から身を守るために、ハリーは「闇の魔術に対する防衛術」教授リーマス・ルーピンから新たな魔法を教わることに。
新たな魔法の習得に励んでいたハリーだったが、驚愕の事実が発覚する……。
4.「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(2005年)
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」では、ホグワーツ魔法魔術学校において約100年ぶりに「三大魔法学校対抗試合」が行われることに。
立候補者は炎のゴブレットに自身の名前を書いた紙を提出するが、参加資格がなく出場できないはずのハリー・ポッターが候補者の1人として選ばれてしまう。一体、誰がハリーの名前を書いた紙をゴブレットに入れたのか。
順調に三大魔法学校対抗試合が最終課題まで進む中、魔法界を揺るがす大事件が発生する……。
5.「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(2007年)
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」では、闇の帝王ヴォルデモート卿の復活したものの、かたくなに信じようとしない魔法界の人々。水面下では、不死鳥の騎士団がヴォルデモートとの対決に備えて着々と準備を進めていた。
そして、ついに魔法省の神秘部でヴォルデモートの軍勢と不死鳥の騎士団が激しくぶつかり合う……。
6.「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(2009年)
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」では、闇の勢力が支配力を強める中、アルバス・ダンブルドアはヴォルデモート卿を倒す手段を探っていた。そんな中、ハリーは「半純血のプリンス」が書いた書物を発見する。
「半純血のプリンス」が書いた書物のおかげで、授業においてトップの成績を叩き出したハリー。謎の書物の著者である「半純血のプリンス」とは、一体何者なのか。
そして、ハリーはダンブルドアの「個人授業」を受けながら、ヴォルデモートの生い立ちや過去を探っていく。そこで、ハリーはヴォルデモートを倒す鍵を握る「分霊箱」の存在を知ることになる。
7.「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」(2010年)
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」では、ハリー・ポッターはロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーとともにヴォルデモート卿の分霊箱を破壊する旅に出る。
魔法省やホグワーツ魔法魔術学校がヴォルデモート卿の勢力に占拠される中、最終決戦に向けて物語は動き出す……。
8.「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(2011年)
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」では、次々と分霊箱の破壊に成功していたハリー・ポッターたち。一方、ヴォルデモート卿と死喰い人(デス・イーター)たちは、ついにホグワーツ魔法魔術学校に攻め込んでいた。
最終決戦で多くの命が奪われる中、ハリーに衝撃の事実が発覚する。決死の戦いの行方は……!?
「ハリー・ポッター」が観られる動画配信サービスをチェック!
"ハリポタ”の視聴順とあらすじが把握できたところで、どこの動画配信サービスで観られるのか気になっている方もいるはずです。
全8作に加え、20周年を記念した特別番組「ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ」を見放題で観られるVODサービスと、追加でレンタル料などが発生するVODサービスに分けてご紹介します。
各動画配信サービスで「ハリーポッター」シリーズを見放題視聴する場合は、配信終了日・開始日にご注意ください。
【見放題】U-NEXT、Hulu、TSUTAYA DISCUS
2024年11月現在、見放題でハリー・ポッター全8作と「ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ」がすべて見放題で観られる動画配信サービスは、U-NEXT、Hulu、TSUTAYA DISCUSです。
各VODサービスの利用料などの詳細はこちらの記事でご紹介していますので、参考にしてください。
ハリー・ポッターはU-NEXTの「Max」ブランドのひとつ
U-NEXTでは、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)が65の国と地域で展開する動画配信サービス「Max」を日本で独占配信中です。ハリー・ポッターはMaxブランドのひとつであり、4K/HDRの高画質でハリポタシリーズを楽しめます。U-NEXT月額プラン会員であればMaxに追加料金はないので、U-NEXTでの視聴も検討してみてはいかがでしょうか?
U-NEXTのMaxの詳細はこちらの記事で解説しているので、気になる方はご参照を。
【レンタルあり】Amazonプライム・ビデオ、Lemino
レンタル料などの追加料金がかかるものの、ハリポタを楽しめる動画配信サービスはAmazonプライム・ビデオとLeminoプレミアムです。
Amazonプライム・ビデオでは、シリーズ全8作を見放題可能。ただし、「ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ」はレンタル料(407円)もしくは購入料(1,528円)が発生します。
Leminoプレミアムの場合はシリーズ全8作と「ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ」のすべてが見放題にはならず、それぞれ追加料金(1作品につきレンタル料418円/購入料1,650円)がかかります。
どのVODサービスに登録するか迷う方はこちら
ハリポタシリーズの主要キャラクターとキャスト
ここからは、映画「ハリー・ポッター」シリーズの主要キャラクターをご紹介します。作品を観る前に登場人物たちの特徴を知っておくことで、より"ハリポタワールド”に入り込めるでしょう。
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)
本シリーズの主人公であるハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)。赤ん坊の頃に両親が闇の魔法使いヴォルデモート卿に殺害され、自身も命を狙われます。しかし、ヴォルデモートが放った死の呪文をはね返して唯一の生き残りに。
このことからハリーは、魔法界で「生き残った男の子」「選ばれし者」と呼ばれます。額には、ヴォルデモートから受けた死の呪文によってできた稲妻型の傷があることが特徴です。
11歳の頃にホグワーツ魔法魔術学校に入学し、グリフィンドール寮で一人前の魔法使いになるために魔法を学びます。シリーズを通して描かれるハリーの成長は必見です。
ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)
ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)は、ハリー・ポッターと同学年でありマグル(人間)の両親のもとに生まれた魔女。そして、ハリー、ロン・ウィーズリーと同じグリフィンドール寮生です。
頭脳明晰で、ホグワーツ魔法魔術学校では常に優秀な成績を収めているハーマイオニー。その優秀さを活かして、さまざまな場面でトラブルを解決に導いています。
はじめはハリー、ロンと気が合いませんでしたが、少しずつ打ち解けて3人は強い絆を結びます。常にトラブルを解決に導くハーマイオニーの活躍からは目が離せません。
ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)
ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)は、純血の魔法使いの家系ウィーズリー家の六男。同学年のハリー・ポッター、ハーマイオニー・グレンジャーと同じくグリフィンドール寮生であり、ハリーの親友です。
常に明るく、ムードメーカー的存在のロン。しかし、優秀な兄たちにいつも引け目を感じる部分も。本シリーズでは、そんなロンの成長も必見です。臆病な部分もありますが、さまざまな場面において勇敢でたくましい姿を見せてくれます。
ドラコ・マルフォイ(トム・フェルトン)
ドラコ・マルフォイ(トム・フェルトン)はスリザリンの寮生であり、ハリー・ポッターと同学年のライバル。一族は代々スリザリンに属している純血の魔法使いで、嫌味っぽい傲慢な性格。取り巻きである手下に同じスリザリン生のクラッブとゴイルがいます。
アルバス・ダンブルドア(リチャード・ハリス→マイケル・ガンボン)
アルバス・ダンブルドア(リチャード・ハリス→マイケル・ガンボン)は、ホグワーツ魔法魔術学校の校長。そして、20世紀でもっとも偉大な魔法使いとしてさまざまな功績を残してきました。
闇の魔法使いヴォルデモート卿が唯一恐れる人物であり、ダンブルドアの存在がホグワーツを敵の急襲から守っていると言っても過言ではありません。
ミネルバ・マクゴナガル(マギー・スミス)
ミネルバ・マクゴナガル(マギー・スミス)は、ホグワーツ魔法魔術学校の副校長。「変身術」の教授であり、ハリーやロン、ハーマイオニーが属すグリフィンドールの寮監も務めています。半純血の魔女。
ルビウス・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)
ルビウス・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)は半巨人の魔法使いで、ホグワーツの森番。ある事件からホグワーツを退学になった過去がありますが、ダンブルドアの配慮によってホグワーツにとどまることができました。
ときには懲罰対象となる行動を見逃してあげるなど、常にハリーたちの強い味方。魔法動物をこよなく愛しています。
セブルス・スネイプ(アラン・リックマン)
セブルス・スネイプ(アラン・リックマン)は、ホグワーツ魔法魔術学校の教科である「魔法薬学」「闇の魔術に対する防衛術」教授。スリザリンの寮監も務めています。
闇の魔術に対して深い知識を持つスネイプ。ホグワーツに学生として在籍していた頃から、多くの闇の魔術を知っていました。
そして、ハリー・ポッターの父親であるジェームズ・ポッターとは学生の頃から犬猿の仲。そのため、ハリーに対しても嫌悪感を抱いており冷酷な態度で接しています。
ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)
ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)は、史上最強の闇の魔法使い。過去の名前はトム・リドルといい、ホグワーツ魔法魔術学校の生徒でした。
かつて、闇の魔法使いや闇の魔法動物たちを従えて、魔法界を恐怖に陥れました。名前を口に出すことすら恐れられ「名前を言ってはいけないあの人」「例のあの人」「闇の帝王」と呼ばれています。
赤ん坊のハリー・ポッターに放った死の呪文が跳ね返り肉体を失いますが、執念でハリーの命を狙っていきます。
分霊箱を複数作った影響で、外見はまるで蛇のような姿に変貌していることが特徴です。
ダーズリー一家
ダーズリー一家は、両親をヴォルデモート卿に殺害され孤児となったハリー・ポッターが身を寄せた親戚一家。ペチュニア・ダーズリー(フィオナ・ショウ)はハリーの母・リリーの実の姉であり、魔法や魔法使いのことをよく思っていません。いとこのダドリー(ハリー・メリング)や叔父のバーノン(リチャード・グリフィス)も含めて、一家でハリーに辛く当たっています。
「ハリー・ポッター」の新ドラマシリーズが2026年からMaxで配信予定
映画「ハリー・ポッター」シリーズは、全8作を公開順に楽しむといいことがおわかりいただけたかと思います。
ここで朗報ですが、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、キャストを新たに「ハリー・ポッター」シリーズのドラマ版を制作することを発表しています。
J・K・ローリングの原作に忠実に、「10年にわたって続くシリーズ」として2026年からの「Max」での配信を目指し、少なくとも7シーズンが作られる予定だそうです。「Max」は、前述のとおり日本ではU-NEXTで視聴できます(Maxの詳細はこちらで解説しています)。
ファンもそうでない方も、刷新されたキャストによる新しいハリー・ポッターシリーズにも期待しておきましょう!