ホラーアニメおすすめ30選！ 世界観や選び方も紹介

自分好みのホラーアニメを見つけるには選び方にいくつかポイントがあります。ホラーの舞台となる世界観で選ぶのか、絵のタッチで選ぶのか、はたまたストーリーの長さで選ぶのか。

それぞれの選び方のコツが分かればアニメ作品選びに失敗するリスクが軽減できますよ。そのために、まずは選び方のポイントについて詳しく解説していきます。

ホラーアニメの世界観で選ぶ方法です。学園・サスペンス・SFなど世界観が変われば作品全体の雰囲気も変わります。日常に潜む恐怖が観たいなら学園やサスペンス系がおすすめ。異世界など現実とかけ離れたストーリーを観たいならSFやファンタジーがおすすめです。

絵のタッチや雰囲気から選ぶ方法です。キャラクターの絵柄がリアルかデフォルメかで作品のイメージが大きく変わってくるため、好みの絵柄の作品を探すとよいでしょう。

ただし、絵の雰囲気は好みから外れていてもストーリーや世界観が合致していると以外にハマる場合もあります。「絵はちょっと好みに合わないけど、気になる作品があるんだよなぁ……」という方は動画配信サービスなどで、まずは1話だけ観てみてはいかがでしょうか。

ホラーアニメは主に「一話完結型のオムニバス形式」と「長編ストーリー形式」の2パターンがあります。それぞれにメリットがあるため、好みで選ぶとよいでしょう。

オムニバス形式のメリットは隙間時間で楽しめること。通勤時間や待ち時間など、時間が限られているときに最適です。一方、長編ストーリー形式はストーリー性が高いのがメリット。短時間では語り切れないような濃い内容が長編作品なら楽しめるのです。

ファンタジー系ホラーアニメはリアルとはまったく異なる世界観が魅力の作品です。ホラーとしての怖さがベースにありつつも、ファンタジーのワクワク感が得られるのが特徴。そんなファンタジー系ホラーアニメ作品15選をご紹介します。

NHK教育テレビで放送された『電脳コイル』。「NHKだから子ども向けか……」と侮るなかれ。子どもの心理と現代の技術をミックスしたストーリー性の高い作品となっています。

全話見終わったあとは全体に散りばめられた伏線に舌を巻くはず。余すことなく楽しむために、2回は観てほしい名作です。

フジテレビのノイタミナで放送された『モノノ怪』は和紙に描かれたかのようなテクスチャと水彩後のようなタッチが特徴。和を描いた本作の雰囲気にマッチしており、動く紙芝居のような独特な世界観が楽しめます。

『モノノ怪』は『怪〜ayakashi〜』という作品が前身で、そのなかのエピソード「化猫」の続編となっています。『怪〜ayakashi〜』未視聴でもじゅうぶん楽しめますが、作中で「化猫」の話題にちらりと触れる箇所があるので先に観ておくことをおすすめします。

石田スイのデビュー作『東京喰種（トーキョーグール）』はテレビアニメのシリーズ化、実写映画化、ゲーム化などさまざまなメディアで取り上げられました。本作はその第1シリーズであり、すべての始まりの物語です。

見どころは迫力あるアクションシーン。喰種と人間、あるいは喰種同士の戦闘シーンの作画は圧巻の一言。ホラーアクションを観たい方はぜひ動画配信サービスでチェックしてみてください。

『境界の彼方』のアニメーション制作を手掛けるのは、数多くの名作を生みだした京都アニメーション（通称・京アニ）。映像美に定評のある京アニが、本作でもまた新たに美しい世界を描きあげています。幻想ホラーな雰囲気を楽しみたい方におすすめです。

水木しげる原作の『墓場鬼太郎』をアニメ化した本作。鬼太郎といえば子供向けアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、それとはまったく異なる作品です。

「ゲゲゲの鬼太郎」のような心優しさはなし。人間を騙して笑うようなゲスさが『墓場鬼太郎』の特徴です。ある意味「ゲゲゲの鬼太郎」より妖怪らしさがあり、こちらの作品が好みの大人も少なくないでしょう。

貴志祐介の小説『新世界より』を完全アニメ化。要所要所にドヴォルザーク:交響曲第9番｢新世界より｣が流れる幻想的な世界が描かれています。ただし本作は独特な世界観で描かれており、前提知識なしにアニメを観ても少し分かりづらいかもしれません。

余裕があるなら、原作小説を読んでからアニメ版を観るのがおすすめです。

『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプで連載中のダークファンタジーです。2021年12月までに計18巻の単行本が発売されており、デジタル版も含めると累計発行部数は6,000万部にも上ります。

比較的わかりやすい内容で書かれているので、子どもや、普段本や漫画を読まない大人でもとっつきやすい印象。深く考えずサラッと観たいときにピッタリの作品です。

「消えない過去」をテーマに描いた本作。この世界（現世）と別の世界（幽世）など、日本を舞台にしながらファンタジーな内容が描かれています。行方不明や自殺などの話を扱っているため、小学生など小さな子どもが観るにはやや重たい作品です。

全体的に陰鬱な雰囲気があるため、暗めの雰囲気が好きな方は楽しめるでしょう。

『鬼公子炎魔』は漫画家・永井豪が描いた『ドロロンえん魔君』が原作です。原作は子ども向けに描かれていますが、『鬼公子炎魔』はそれを大人向けにリメイク。ギャグ要素を排除しエロティックな表現が追加されています。

『GREGORY HORROR SHOW（グレゴリーホラーショー）』はオムニバスと長編ストーリーを掛け合わせた作品です。1話に最低1人のゲストが登場し主人公に恐怖を与えます。主人公がさまざまな恐怖に怯えながらもホテルから逃げ出そうとするのが、長編ストーリーの内容です。

独特な世界観とイラストが『GREGORY HORROR SHOW』最大の特徴。ハマる人は1度観たら何度も見たくなる傑作3Dアニメーションとなっています。

『うみねこのなく頃に』は『ひぐらしのなく頃に』と同じ原作者、竜騎士07です。日常の中に潜み広がる恐怖を描くのが得意な作者らしく、本作も一見ただの謎解きと思わせてから人殺しが起きるなど、じわじわホラー展開へと誘ってくれます。

ミステリー要素のあるストーリーなので。しっかり考えたい方はアニメだけでなく原作漫画も読むことをおすすめします。

本作はホラージャンルでありながら、探偵ものとしてのミステリー要素を含んだ作品です。さらにBL（ボーイズラブ）でもあり、男性同士の恋模様が描かれています。

ホラーアニメでありながら、ホラー以外の要素も持つ『さんかく窓の外側は夜』。「BL作品もホラーも好き！」という方はぜひご覧ください。

小説家・京極夏彦の同名作品をアニメ化したものです。原作は500ページを超える大作のため、よりスマートにまとめてアニメ化されています。そのため原作を読んでからアニメ版を観るとちょっと物足りないかも。原作未読の方は、先にアニメを観てから原作を読むことをおすすめします。

おどろおどろしい雰囲気が楽しめる3Dアニメーションの『カクレンボ』。スムーズな動きと背景の美しさが魅力の作品です。ストーリー自体は大きく変化するわけではなく、「恐ろしいものから子どもたちが逃げる」という王道のストーリー。

しかし、それを表現する映像の美しさが素晴らしく、脳裏に焼き付く作品となっています。

主人公が転校してきてクラスのみんなと仲良くなる、よくある日常ストーリー。かと思いきや物語の後半に進むにつれホラー要素が増えていきます。ミステリー要素を含むホラー漫画ということから、『ひぐらしのなく頃に』と並んで語られることの多い作品です。

ホラーアニメのなかでも確立したカテゴリーを築いているのが学園×ホラーです。狭い世界でありながらホラーにできる題材が目白押しの学園ホラー。おすすめの学園ホラー5選をまとめました。

学園ホラーの王道と言えば学校の怪談。『黄昏乙女×アムネジア』も王道から外れず学校の階段をベースにホラーストーリーが進んでいきます。ジャンルとしてはラブコメになるため、「ホラーアニメは観たいけど怖すぎる作品は苦手……」という方におすすめです。

夜見山北中学校にまつわる死の真相を追及するのが『Another（アナザー）』のストーリー。見どころは怒涛なグロ展開。傘が頭を貫通する、落ちてきたガラスで首が切れるなど、次から次へとクラスメイトが不運な死を遂げていきます。

死の連鎖を防ぐにはどうすればよいのか、ミステリー要素含む骨太作品となっています。

ほんわかした絵柄で日常系のような雰囲気から始まる『がっこうぐらし！』。ホラー作品という予備知識なく観た人はそのギャップに驚いた人多数。見どころはストーリーの進み具合に合わせて変化するオープニングタイトルです。

オープニングの変化とドキドキハラハラのストーリー展開は、動画配信サービスで実際にチェックしてみてください。