いつもは忙しい毎日を送っている方も、年末年始はゆったりと映画を観るチャンス! 「この仕事が終わったらこの作品を観よう」などと励みに、忙しい師走を駆け抜けてみるのはいかがでしょうか。
この記事ではアカウント運用開始から3ヶ月でフォロワー1.2万人を超えたVOD STREAMのTikTokで、作品選定を一手に行う編集部“中の人”竹下翔に、本当は教えたくない(笑)、年末年始におすすめの映画10本を聞きました。
クリスマス気分に浸れる作品からエモい恋愛映画、押さえておきたい傑作、コメディまで、TikTokで特に人気だった投稿の作品も交えながら紹介していくので、ぜひあなたの“観たいリスト”に好みの作品を加えてみてください。
ホントは教えたくない年末年始に観たい映画10本は?【編集部の“中の人”に聞く】
最終更新日:2024年12月06日
フォロワー1.2万人を超えたVOD STREAMのTikTok運用を一手に担う。自分だけの宝物となるような映画が見つかるよう、独自のセンスで紹介する作品を選定中! 友達と観るホラーは好きだけど、一人で観るホラーは好きじゃない。
クリスマス気分に浸れる映画
最初にご紹介するのは、クリスマス気分を味わえる2本!
「グレムリン」(1984年)
「グレムリン」は製作総指揮をスティーヴン・スピルバーグが務めたデザスター・コメディ。平和な田舎町が、クリスマス・プレゼントの可愛くて不思議なペットの異常繁殖によって大騒動に見舞われる。
おすすめポイントは?
「ラブ・アクチュアリー」(2003年)
「ラブ・アクチュアリー」はクリスマスのロンドンを舞台にした、ハートフルなロマンティック・コメディ。さまざまな男女の愛のかたちを描く。
おすすめポイントは?
クリスマス映画として観るなら、「最終ハッピーエンドがいい!」という気持ちが強いです。定番作品ではありますが、クリスマスに観るのにぴったりな、ホカホカ気分になれる作品。豪華すぎる出演者が贈る、さまざまな愛の物語です。音楽もすばらしいので、クリスマス気分が上がること間違いなし!
エモい恋愛映画
続いてピックアップするのは、エモい恋愛映画2本。VOD STREAMのTikTokで人気だった投稿からご紹介します。
「ちょっと思い出しただけ」(2022年)
「ちょっと思い出しただけ」は、怪我でダンサーの道を諦めた男と、元彼女でタクシードライバーの女の関係を軸に、今は戻れない愛おしい日々を振り返っていく。
おすすめポイントは?
誰もが過去を振り返って、良いことも悪いことも含め「こんなことあったな」と、ふと思い出す瞬間があるのでは? 「ちょっと思い出しただけ」はそんな瞬間を切りとったような作品。“エモ”って懐かしいと同義語じゃないかなと思うんですが、まさに過去を少し振り返るような、観ると懐かしいという気持ちになれる作品です。
「余命10年」(2022年)
「余命10年」は、20歳で不治の病にかかり、人生を諦め恋を捨てた余命10年の茉莉と、生きる意味を見失った和人が同窓会で再会したことで惹かれ合っていくラブストーリー。
おすすめポイントは?
小松菜奈×坂口健太郎という、エモ代表のような2人が出演し、どちらかというとビジュアル的なエモさが堪能できる作品です。なんとなく浸って、映像の美しさと共に感傷的な気分になれるはず。
エモい恋愛映画がもっと知りたいという方は以下のTikTokの人気投稿をチェック!
最高にエモい | 邦画 恋愛映画5選 Part1>>
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感動映画
年末年始に観たい心に染み入る感動映画として、2作をピックアップ。
「コーダ あいのうた」(2021年)
「コーダ あいのうた」は、ろう者の家族と健聴者の娘の絆を描くヒューマンドラマ。漁業を営むろう者の家族の中でひとりだけ耳が聞こえるルビーは、家族が社会につながるためのいわば通訳者。合唱クラブに入部すると顧問の先生に歌の才能を見出され、ある夢を持つ。
おすすめポイントは?
主人公のルビーは、本当は歌がやりたいけれど、家族は耳が聞こえないので娘の才能が信じられない……そんな中、大きな舞台を家族が観に来てくれるシーンが非常に印象的。主人公が懸命に歌いますが、家族は耳が聞こえない。なので、周りの反応を見ます。
この歌のシーンで、完全な無音になる瞬間があります。耳が聞こえない人がどのように感じているのか、一瞬だけですが体感できます。音楽が再度聞こえてくることで、音を感じられることのありがたさや素晴らしさを実感するでしょう。
作品は王道ですが、劇中の音楽も良く、音響を良くして映画を観ると、より堪能できるはずです。
「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016年)
「湯を沸かすほどの熱い愛」は持ち前の明るい性格で女手一つで娘を育てる双葉(宮沢りえ)が、突然の余命宣告を受けたことで、残りの人生でやりたいこと4つを実行していく。
おすすめポイントは?
“家族愛系”の日本版として年末年始の視聴におすすめしたい作品。詳しくはネタバレになってしまうので控えますが、最後に感動につながるほうの衝撃展開があるので、注目してみてください。
感動映画がもっと知りたいという方は以下のTikTokの人気投稿をチェック!
涙をこらえきれない感動映画5選(洋画)>>
涙をこらえきれない感動映画5選(邦画)>>
傑作系映画
傑作系映画として2作をチョイス。往年の名作シリーズなど、ぜひチェックしてみて。
「ゴッドファーザー」(1972年)
「ゴッドファーザー」は、マーロン・ブランドとアル・パチーノが主演し、巨匠フランシス・フォード・コッポラがメガホンを握る3部作の第1作目(「ゴッドファーザー PART II」(1974年)「ゴッドファーザー PART III」(1991年)と続く)。イタリア系マフィアであるコルレオーネ・ファミリーにまつわる壮大な物語を描いている。
おすすめポイントは?
「ゴッドファーザー」シリーズは3時間と時間が長いため、視聴するのにパワーがいりますが、年末年始だからこそ観てほしい映画。正直、観る前は「古臭い映画かな」なんて安易な考えを持っていました。
とんでもない。見始めたらめちゃくちゃ面白くて、3作品あっという間に観てしまいました。漢と家族と人生の美学が詰まった作品です。
「アイアン・ジャイアント」(1999年)
「アイアン・ジャイアント」の舞台は冷戦時代の1957年。小さな港町に暮らす9歳の少年は、森の中で“実は戦闘用に作られた”という純真無垢なロボットに出会い、交流を深めていくが…。
おすすめポイントは?
個人的に子どもの頃に気に入って何度も観ていました。「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード監督のデビュー作で、あまり知られていないですが、名作です。
好奇心旺盛な主人公の少年が、宇宙から来たロボットを見つけて仲良くなりますが、国がそのロボットを危険視して破壊しようとするんです。大人にはわからなくても、子どもにはわかるものがある、といったメッセージも感じられる作品です。
コメディ映画
最後にご紹介するのは、心が元気になるコメディ2本です。
「スクール・オブ・ロック」(2003年)
「スクール・オブ・ロック」は、バンドをクビになった落ちこぼれのロックミュージシャンが、名門小学校の臨時教師になりすまして子どもたちと交流するコメディ。
おすすめポイントは?
表情からしてコメディで、基本的には終始笑えて明るいのがこの映画の良いところ。
ロックバンドすらクビになるほどの落ちこぼれの主人公ですが、教師としては個性を伸ばす才能があるのが観ていて痛快。いわゆる公教育って、特に日本は「みんなが平均的に良い子になる」ことが求められがちだと思いますが、主人公が心酔するロックはまさに自分をさらけ出す対局なもの。破天荒な先生ぶりがたまりません。
「ザ・マジックアワー」(2008年)
「ザ・マジックアワー」は三谷幸喜・脚本&監督、主演・佐藤浩市で送るノンストップ・コメディ。街を牛耳るギャングのボスの愛人に手を出した男は窮地に陥る。5日以内に伝説の殺し屋を連れてくることを誓うが見つからず、売れない役者を殺し屋に仕立て上げて……。
おすすめポイントは?
“佐藤浩市にこんなことをさせたい”というところから三谷幸喜が作った映画というだけあって、「クールでかっこいい」世間が持つ佐藤さんのイメージとのギャップをうまく利用していると思います(笑)。佐藤さんが激烈コメディをさせられていて、イヤイヤやっている感じさえあって本当に面白い。
ほかキャストも妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、西田敏行と本当に豪華で、「こんなくだらないことのためにこんな豪華な人たちを集めたんだ」ということさえ面白さになってしまうような、三谷作品らしい映画だなと感じます。
頑張った1年のご褒美に。年末年始は気になった映画を堪能して
今回はVOD STREAMのTikTok担当である“中の人”が推す、年末年始に楽しみたい映画10本をご紹介しました。気になった作品はありましたか?
いつもは忙しなく頑張っている方も、1年の締めくくりや実家でのんびり過ごす三が日などに、落ち着いて映画を楽しんでみてはいかがでしょうか。
VOD STREAMのTikTokではほかにもおすすめ映画を多数紹介!
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監督はホラー界の鬼才といわれるジョー・ダンテ。ジャンルは“ホラー”ということになっていますが、ギズモの可愛さであまり怖いという感じはしないはず。それよりも、ペットの大暴れっぷりや主人公のお母さんが強いのが面白い(笑)。クリスマスムードに溢れた作品なので、おすすめです。