真田広之主演・プロデュースのドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」(ディズニープラスで配信中)で第82回米ゴールデングローブ賞 助演男優賞を受賞し、その演技に加え、簡潔ながら感情のほとばしるスピーチも称賛を受けた浅野忠信。
高校在学中だった1988年にドラマ「3年B組金八先生3」でデビューして以降、既知の通り数々の作品で活躍していますが、本記事ではそんな浅野の出演作を厳選してまとめました。作品ごとに鑑賞可能な動画配信サービスも併せて紹介しているので、この機会に気になった作品をチェックしてみてはいかがでしょうか。


浅野忠信の色気もたまらない♡ CHARAとの結婚のきっかけ作から世界的な俳優に成長するまでの道
最終更新日:2025年02月03日

1990年代に浅野忠信が出演した作品
まずは1990年代に浅野が出演した作品からご紹介します。
「スワロウテイル」(1996年)
岩井俊二監督・脚本の「スワロウテイル」は、円が強い時代の架空の街“円都(イェンタウン)”を舞台に、夢を掴もうとやってきた移民たちの姿を描く。浅野はカメオ出演(ノンクレジット)した。
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「PicNic」(1996年)
岩井俊二監督・演出・脚本の「PicNic」は精神病院にいる訳ありの若者3人の姿を描く。塀の外に出ることを禁じられている3人だが、“塀の上ならいい”と外の世界に出ていく。やがて出会った牧師から聖書をもらうと、地球滅亡の日を7月10日と決め、その日を見に行くために塀づたいの冒険を始める。
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「Helpless」(1996年)
「Helpless」は浅野の映画初主演作で、高校生の健次役を演じた。片腕のやくざ・安男(光石研)やその妹で知的障害を抱えるユリ(辻香緒里)ら3人のロードムービー。
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「鮫肌男と桃尻女」(1998年)
「鮫肌男と桃尻女」は望月峯太郎による同名コミックをもとに、組織の金を横領して追われる男と、ホテルを経営する叔父の執着から逃げてきた女の関係を軸に物語が展開。バイオレンスな描写はスタイリッシュかつコミカルな映像に落とし込まれている。2人は逃避行のなかで互いに惹かれていく。
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2000年代に浅野忠信が出演した作品
続いて、2000年代に浅野が出演した作品を厳選してピックアップ。
「殺し屋1」(2001年)
山本英夫の同名コミックを三池崇史監督が実写映画化した「殺し屋1」。新宿・歌舞伎町を舞台に、浅野は突然姿を消した組長を探し回るマゾヒストの垣原を演じた。金髪の垣原は、特殊メイクによる口の裂けた印象的なビジュアル。
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「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」(2009年)
「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」で浅野は、才能はあるが破滅的な生活を送る小説家の大谷を好演し第33回 日本アカデミー賞主演男優賞を受賞した。ともに主演した松たか子は、大谷の誠実な妻で夫の借金返済のために飲み屋で働き始め、美しく変わっていく佐知役。
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「マイティ・ソー」(2011年)
「マイティ・ソー」は浅野のハリウッドデビュー作。地球に追放され力を失った傲慢な雷神ソー(クリス・ヘムズワース)が真のヒーローとして目覚めていく。浅野はソーの頼れる戦友、ホーガン役。
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2010年代に浅野忠信が出演した作品
2010年代に浅野が出演した作品も見ていきましょう。
「私の男」(2014年)
「私の男」は直木賞を受賞した桜庭一樹によるベストセラー小説を映画化。家族を知らない淳悟(浅野)は、孤児となった少女・花(二階堂ふみ)を引き取る。孤独な2人の常識を超える愛を描く。
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「グラスホッパー」(2015年)
「グラスホッパー」は渋谷スクランブル交差点で起きた凄惨な事故の真相を追う元教師の鈴木(生田斗真)、自殺専門の殺し屋・鯨(浅野)、驚異的な身体能力を持つ殺し屋・蝉(山田涼介)の運命が交錯するサスペンスドラマ。原作は伊坂幸太郎の同名小説。
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「刑事ゆがみ」(2017年)
「刑事ゆがみ」は浅野の民放連続ドラマ初主演作。真実解明のためには常識外の行動も厭わない適当刑事・弓神適当(ゆがみ・ゆきまさ)を演じた。神木隆之介が成績優秀だが出世欲の強いバディ役で出演。
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2020年代に浅野忠信が出演した作品
最後に、2020年代に浅野が出演した作品からいくつかご紹介。
「日本独立」(2020年)
浅野が白洲次郎を演じた主演作「日本独立」は、敗戦後のGHQとの交渉劇を描いた。白洲を呼び寄せる終戦直後の外務大臣・吉田茂役で小林薫が出演。
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「大名倒産」(2023年)
「大名倒産」は、主人公の小四郎(神木隆之介)がある日鮭売りから大名に転身する時代劇コメディ。藩は巨額の負債を抱えていると分かり…。
浅野は小四郎の教育係・磯貝平八郎役。重厚な作品への出演が多い浅野だが、本作はライトに楽しめるのも魅力。
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2025年はAmazon Original映画「Broken Rage」がPrime Videoで世界配信予定

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ご紹介のようにこれまでに数々の作品で際立つ演技を披露してきた浅野。2025年は第81回ベネチア国際映画祭正式出品作品であるAmazon Original映画「Broken Rage」がPrime Videoで世界配信される予定。北野武氏が監督・脚本・主演を務める本作で浅野は大森南朋とともに刑事役で出演する。今後の浅野の活躍にも引き続き期待!

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