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  • キャメロン・ディアスはなぜ愛されるのか? 出演作から放たれる太陽のような存在感

10年ぶりにNetflix映画「バック・イン・アクション」(2025年1月17日 (金) 配信開始)でスクリーンに戻ってくることが話題のキャメロン・ディアス。1990年代や2000年代にディアスの数々の映画に親しんでいた方は、実質上の引退状態をさみしく感じていたのでは?

この記事では、あらためてディアスの代表作を10本厳選してご紹介。ファンもそうでない方も、傑作ぞろいの出演作から気になったものをあらためてチェックしてみてはいかがでしょうか。

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1990年代にキャメロン・ディアスが出演した作品

まずは1990年代にディアスが出演した作品をご紹介。17歳からモデル活動を始め、21歳で俳優デビューしたディアスの軌跡を代表作で辿ろう。

マスク(1994年)

「マスク」はさえない銀行員のスタンリー(ジム・キャリー)が主人公。スタンリーは窓口にやってきた美女ティナ(ディアス)に一目惚れするも、気弱な性格のため声をかけられないまま。だが、ある日身に付けるとゴムのように顔に吸いつくマスクを発見! スタンリーは桁違いの身体能力・陽気な性格を持ち、潜在的な欲望にまかせて大胆不敵に振る舞う怪人に変身する。

キャリーのコミカルで身体を張った演技が話題に。また、当時21歳でモデル活動をしていたディアスは本作が映画デビュー作に。ヒロインを演じ、注目を浴びた。

筆者もあまり見た目ばかりに言及したいわけではありませんが、劇中のディアスはシンプルに美女すぎて、女性でも思わず見惚れて憧れてしまうような、色気のあるルックス…! このビジュアルがディアスの魅力のひとつであるのは紛れもない事実でしょう。

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ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年)

ジュリア・ロバーツ主演の「ベスト・フレンズ・ウェディング 」は、かつての恋人マイケル(ダーモット・マローニー)から結婚の知らせを受けてショックを受けたジュリアン(ロバーツ)が、彼を奪い返そうと奮闘するロマンティックコメディ。

ディアスはマイケルの婚約者で、若く可憐な富豪令嬢キンバリーを演じた。メジャー映画でブレイクした頃のディアスの天真爛漫な演技が光る。

主人公の恋敵という位置づけだとヒールになってしまう作品もあるなかで、むしろ「人から愛されるチャーミングさはキンバリー(ディアス)から学びたい」と思えるほど、純情で可憐なキャラクターがはまり役でした。

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メリーに首ったけ(1998年)

「メリーに首ったけ」は、ディアスが一躍スターダムに上がったロマコメの代表作。学生時代、才色兼備で人気者のメリーに心を奪われたテッドは13年後も彼女のことが忘れられず、探偵を使って今の彼女を探そうと試みる。だが、探偵もメリーに心を奪われてしまい、その後も次々と恋のライバルが現れる!

ディアスのコメディセンスが光り、下ネタやギャグで笑える場面もありつつ、心温まるラブストーリー

冒頭、ディアスは学生時代の登場シーンから圧倒的なヒロイン感! 一歩間違えれば下品になってしまうような下ネタなせりふも、持ち前の明るい笑顔で上品にこなしてしまうのがディアスならでは。自分に下心を持っている男性キャラのセリフに対して、爽やかな笑顔でさらっと返答できてしまうのも、ディアスだから成立している気さえします(笑)。

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マルコヴィッチの穴(1999年)

ファンタジー・コメディ「マルコヴィッチの穴」は、スパイク・ジョーンズの長編デビュー作。不遇な人形使いのクレイグは、ある日妻のロッテ(ディアス)にせかされて就職した会社のビルで、俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中へとつながる穴を発見する。そこでは15分だけ誰でもマルコヴィッチの見る世界を体験することができた。クレイグは片思い中のマキシン(キャサリン・キーナー)とともに、ある商売を始める。

コメディやアクション大作での活躍が目立つディアスの出演作の中では、"他人の視点を通して世界を見る”という奇抜かつユニークなストーリーが印象的な作品。

先にご紹介したのはコメディ色の強い3作でしたが、「マルコヴィッチの穴」は毛色の異なるチャレンジングな作品に。女優として敵なしの強い輝きを放っていた時期に化粧っ気のないボサボサヘア―の妻という役どころ(しかも、マルコヴィッチの穴に入ったことでマキシンに恋心を持ってしまう!)を披露できてしまう大胆さや役選びも、ディアスの魅力のうちではないでしょうか。

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2000年代にキャメロン・ディアスが出演した作品

続いては、1990年代から「メリーに首ったけ 」などでハリウッドスターとしての地位を徐々に確立していったディアスが、2000年代に出演した作品を厳選してピックアップ!

チャーリーズ・エンジェル(2000年)

「チャーリーズ・エンジェル」はディアスがドリュー・バリモア、ルーシー・リューと共演した、言わずとしれた大ヒットアクション。1970年代後半の人気TVシリーズをリメイクして映画化した作品。

武術をはじめとする驚異的なスキルを持つディラン、ナタリー、アレックスの美人諜報員3人が難事件を解決していく。2003年には続編となる「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」も製作されている。

子供の頃に本作を家族で親しんだ筆者としては、もちろんドリュー・バリモアやルーシー・リューも輝いているのですが、すっかり世界の美女=ディアスというイメージに(笑)。天然気味でキュートな笑顔をみせつつ男顔負けのワイルドなアクションを繰り出すディアスは抜群に輝いていました。

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バニラ・スカイ(2001年)

スペイン映画「オープン・ユア・アイズ」をリメイクした「バニラ・スカイ」は、ディアスがトム・クルーズと共演したサスペンス映画。

NYの豪邸で暮らす出版社の重役デヴィッド(クルーズ)はすべてを手に入れ、プレイボーイとして鳴らしていた。だがある日、パーティーで親友が連れていた恋人ソフィア(ペネロペ・クルス)に一瞬にして心奪われ、2人は接近していく。

その事実を知ったデヴィッドの恋人ジュリー(ディアス)は嫉妬心からデヴィッドを乗せた車で無理心中を図る。橋から転落して亡くなったジュリーと、一命を取り留めたデヴィッド。だが彼は、事故の怪我で美しい顔を失ってしまう。

恋人とともに心中を遂げようとするディアスの執念深い演技に注目! マドンナ的美女だけでなく、ヤバ美女もしっかり演じきるのがディアスの魅力です。

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イン・ハー・シューズ(2005年)

「イン・ハー・シューズ」は正反対な姉妹の成長や家族愛を描いたハートウォーミングな物語。ディアスは誰もが羨む社交的な美人だが、難読症を抱え、学歴コンプレックスを持つマギーを演じた。

職を転々とするマギーにとって堅実な弁護士の姉ローズ(トニ・コレット)は良き理解者だったが、あることから姉を怒らせ、家を追い出されてしまう。行き場を失ったマギーは祖母のいるフロリダへ向かうことに。

定職につかずに家族に頼っているような“しょうがないキャラクター”も、ディアスだと何だか許せてしまうような、そんな気持ちになるのが不思議です。

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ホリデイ(2006年)

「ホリデイ」はディアスがジュード・ロウと共演したロマンティックコメディ。ディアスはハリウッドで映画予告編製作会社を経営するアマンダを演じた。ケイト・ウィンスレットがロンドンの新聞社に勤めるアイリス役。

ともに辛い恋を経験した2人はインターネット上で意気投合し、休暇中に家を交換して暮らすことに。そこでアマンダはアイリスの兄・グレアム(ロウ)と出会い、惹かれていく。

女優として円熟しつつも、ディアスの可愛らしさが光る作品。ディアス演じるヒロインは一見完璧に見えますが、実は愛を恐れ、感情を素直に表現することが苦手という複雑な面を持っているのが特徴です。

ディアスがその内面的な葛藤を自然体で表現し、観る人の心を引き込んでいくのはさすがの一言! 特に彼女が涙を流すシーンは印象的で、普段の明るいキャラクターとのギャップが映画に特別感を与えています。

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2010年代にキャメロン・ディアスが出演した作品

ここでは、「ANNIE/アニー 」(2014年)を最後に休業に入ったディアスが2010年代に出演した映画から2作ご紹介しましょう。

バッド・ティーチャー(2011年)

ブラックコメディ「バッド・ティーチャー」は、ディアスがお金目当ての結婚を目論む不真面目な教師役。ある日エリザベス(ディアス)が働く学校の代理教師として、有名ブランドの御曹司スコット(ジャスティン・ティンバーレイク)が赴任してくる。玉の輿の好機と捉えたエリザベスは彼の心を掴むための武器として、豊胸手術のための資金集めを開始…!

悪どいことも悪気ゼロでやってしまう、やる気ゼロの教師に持ち前の演技力でなりきっているディアスの姿に注目。悪びれずに悪事を働くキャラクターは普通なら反感を買うはずなのに、ディアスが演じると“憎めない”と思えてしまうのがさすがです。

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ANNIE/アニー(2014年)

愛され続ける名作ブロードウェイミュージカルを再映画化した「ANNIE/アニー」は、現代のNY・マンハッタンを舞台に、貧困の中で生きてきた少女アニー(クワベンジャネ・ウォレス)の姿を描く。

アニーは4歳の頃レストランの前で置き去りにされて以降、横暴な里親ハニガン(ディアス)とともに暮らしていた。だがある日、アニーは車に轢かれそうになったところを市長選出馬を計画する携帯電話会社CEOスタックス(ジェイミー・フォックス)に助けられる。アニーを選挙戦に利用しようと考えたスタックスは、彼女を引き取りペントハウスでいっしょに暮らすことに。

本作でディアスは、福祉の補助金目当ての元歌手で、悪役ともいえるハニガン役をリアリティたっぷりに演じている

ついついルックスに目が行きがちですが、愛されるヒロインや主人公だけでなく、ヒールもしっかりこなす演技力があるからこそ、長く人気女優として活躍しているのだと感じずにはいられません。

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ディアスの10年ぶり復帰作「バック・イン・アクション」も見逃せない!

こうしてあらためて見ると、本当に大作・ヒット作ぞろい! 特にアクションも美貌もピカイチの「チャーリーズ・エンジェル」(2000年)などでは飛ぶ鳥を落とす勢いで、まさに"ハリウッドのスーパースターといえば”という存在でした。

U-NEXT 「チャーリーズ・エンジェル」イメージ写真

出典:U-NEXT(チャーリーズ・エンジェル)

次々とヒットを飛ばし、「ギネス・ワールド・レコーズ2004」ではハリウッドの最高額所得者に男優アダム・サンドラーとともに女優として名を連ねたほど(約50億円…!)。

U-NEXT 「ホリデイ」イメージ写真

出典:U-NEXT(ホリデイ)

そんなディアスが長らく休業状態に入ってから10年ぶりにようやく映画界に戻ってくる作品が、「ANNIE/アニー」(2014年)で共演したジェイミー・フォックスに説得され出演を決めたというNetflix映画「バック・イン・アクション」です。

「バック・イン・アクション」の詳細はこちらの記事でチェック!

キャメロン・ディアスが10年ぶり映画界復帰! 最新出演作「バック・イン・アクション」は無料で観られる?

「バック・イン・アクション」は2025年1月17日 (金) からNetflixで独占配信がスタート。

ディアスがアクションたっぷりの体当たりな演技で再び魅せてくれる予感しかありません…! この機会にぜひ、過去作からでも最新作でも、ディアスの出演作を楽しんでみてください!

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