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  • 元殺し屋のぽっちゃりおっさんがアホほど強くてハマるアニメ「SAKAMOTO DAYS」の魅力とは?

元伝説の殺し屋だが、今は一目惚れした料理の上手な妻との幸せな家庭生活を守るべく、次々と現れる刺客を倒していく主人公らの姿を描くアニメ「SAKAMOTO DAYS」が話題だ。

Netflixのグローバルトップ10・非英語部門(1月20日~26日)では、「イカゲーム」シーズン2に続いて2週連続で2位につけている。

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5年前までハードボイルドな伝説の殺し屋だった坂本太郎が主人公

主人公の坂本太郎は、5年前まで伝説の殺し屋として恐れられていた人物。だがある日、コンビニ店員の葵に一目惚れしたことであっさり殺し屋を引退した。結婚と娘の誕生をへて巨漢に。現在はのどかな町で個人商店を営んでいる。殺し屋時代が災いして、坂本の周りには次々と命を狙ってくる刺客が。「人を殺したら離婚」という妻との約束のもと、平凡で幸せな日常を守るために、命を狙う敵との非日常に挑んでいく。

太ってしまった坂本だが、5年たっても戦闘時の動きが笑えるほど俊敏なのがいい。周りにあるものを何でも武器として使い、敵からの色とりどりの攻撃をものともしない。そこまで強いのに、「殺しの仕事をしたら離婚」という約束から、妻の顔色を伺っているのは可愛げもある部分。

なお鈴木祐斗の原作漫画は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されている。

主人公の仲間となる個性的なキャラクターたち

ここでは「SAKAMOTO DAYS」に欠かせない、殺し屋を引退した坂本の仲間となるキャラクターを2人紹介しよう。

朝倉シン(元殺し屋)

金髪がトレードマークの朝倉シンは、殺し屋時代の坂本の部下で、坂本の強さに憧れている。他人の心を読む特殊能力の持ち主。組織の命令で殺し屋を辞めた坂本の暗殺を試みるも、現在の坂本の幸せな暮らしぶりに接し、坂本商店で働く仲間に。次々と現れる敵を坂本とともに倒していく。

陸少糖(元マフィア)

ピンクの長い三つ編みがトレードマークの陸少糖は、太極拳の使い手で元マフィアというキャラクター。敵に追われていたところを坂本とシンに助けられたことがきっかけとなり、坂本商店で働く仲間に。シンとはよくケンカする一方で、坂本の娘の花とは仲良し。敵も含めてワイルドな殺し屋が多い中で、明るくおおらかな陸少糖は作品のいいスパイスとなっている。

主人公の“平凡な日常を守りたい”想いに感情移入しやすい?

怖さやアクション要素が薄まっているとの声もある一方で、筆者としてはアニメ版の「SAKAMOTO DAYS」は適度にハードボイルドかつコミカル要素(敵のキャラクター設定や、妻にビビる坂本さんなど)もあって、幅広い世代で楽しめる作品だと感じた。

元殺し屋という設定は非日常ではあるものの、“平凡で幸せな日常を守りたい”という主人公の想いは多くの人が抱えているものだろう。アウトローな人が真っ当な道に戻り、家族との平凡な日常を大切に守っていくという意味では、主夫力が高すぎる元極道・龍らの姿を描く「極主夫道」に通ずる部分もありそう。いずれにせよ、“ありふれた幸せを守りたい”主人公に感情移入しやすい点も、「SAKAMOTO DAYS」の魅力なのかも。

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