山下智久主演のNHKドラマ「正直不動産」が映画化され、2026年に公開されることがわかった。原作は「ビッグコミック」(小学館)で連載中の同名漫画(漫画:大谷アキラ・原案:夏原武・脚本:水野光博)。原案は「クロサギ」の夏原武で、客と業者の情報格差にスポットを当て不動産業界の闇に切り込んでいる。
山下は本作で「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2018年)以来、8年ぶりの日本映画出演となる。


山下智久が8年ぶり日本映画出演「正直不動産」2026年公開
最終更新日:2025年02月17日

山下智久「いつもの空気感を大事にしつつ新たな挑戦を」

©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
山下は主人公の永瀬財地(ながせ さいち)を演じる。不動産業界で働き、かつては嘘もいとわないイケイケの営業マンだったが、地鎮祭の準備中にある祠(ほこら)を壊した祟りによって嘘がつけない体質に。当初は成績がガタ落ちするも、次第に正直な営業によって信頼を得て成約を勝ち得ていく。再びタワーマンションに住むことが目標。

©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
山下は「皆さんの応援のおかげで、『正直不動産』の映画化が実現し、とても嬉しく思います。シーズン1、そしてシーズン2を経て、さらに成長した個性豊かなキャラクターたち、そして不動産を通してお客さんたちと織りなす愛と友情と、そしてクスッと笑えるちょっとしたファンタジーです」とアピール。


©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
すでにクラインクインし、撮影は2025年2~3月にかけて行われるそうで「いつもの仲間と(キャストスタッフ)また一緒に現場で同じ時間を共有できることが楽しみです。いつもの自分たちの空気感を大切にしながら新たな挑戦をしていきます!」と意気込んだ。
さらに、「今回は演技とは別の“とあること”にも関わらせてもらったので楽しみにしていてください」と含みをもたせ、「劇場版でさらなるパワーアップを遂げ“正直”旋風を巻き起こせるように原作の持つ深いメッセージやキャラクターの魅力をどのように表現するのか大切に話し合いながら撮影に励んでまいります。観客の皆さんにとっても、笑って泣けて学べる、そして新たな視点で不動産の世界を楽しんでいただけることを期待しています。映画館でお会いしましょう」と晴れやかに語った。
福原遥が山下の後輩社員役で共演

©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
福原遥が永瀬の後輩若手社員、月下咲良(つきした さくら)役で出演する。カスタマーファーストをモットーにする咲良は売上で伸び悩むが、次第に才能が開いていくという役どころ。
福原は「また月下としてあの世界に戻って来られると思うと、今から撮影が楽しみで仕方ありません! こうして映画化できたのは、いつも正直不動産を応援してくださっている皆さまのおかげなので、 本当に感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしいキャストの皆さま、スタッフの皆さまと力を合わせ、素敵な作品をお届けできるよう全力で挑んで参りたいと思います」と力強く語った。
映画「正直不動産」は2026年公開

©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
映画「正直不動産」は2026年に公開予定。「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2018年)では興行収入93億円(実写邦画歴代5位)を叩き出し、主演した日米仏共同制作ドラマ「神の雫/Drops of God」では同作で第52回国際エミー賞を受賞するなど、国内外問わず活躍の幅を広げている山下。そんな山下のシリーズ作での新たな姿を、期待して待っておこう。
動画配信サービスで楽しめる山下智久の出演作
最後に、動画サブスクで楽しめる山下の過去の出演作を厳選してご紹介!
クロサギ(2006年)
劇場版 コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐(2018年)
ドラマ 正直不動産(2022年)

©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
▼ドラマ 正直不動産が見放題の動画配信サービス
SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる(2023年)
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