松嶋菜々子は何歳だった？ 平成大ヒットドラマ「やまとなでしこ」キャストの“当時”を振り返り！

「やまとなでしこ」が放送された頃、松嶋菜々子は26歳。清楚で上品な圧倒的ビジュアルが同性からも憧れの的となり、CMやドラマ、雑誌などどこを見ても松嶋の姿が。“松嶋菜々子の時代”といえるほどの人気で、高視聴率ドラマへの出演が続いていた。

例えば平均視聴率28.5%を記録した「GTO」（1998年）ではマドンナ的教師冬月あずさ役を好演。また、滝沢秀明演じる男子高校生と禁断の恋に落ちる教師役でダブル主演した「魔女の条件」（1999年）も平均視聴率21.5%と大ヒットに。

そして、26歳で出演した「やまとなでしこ」（2000年）は平均視聴率26.4%、最終回34.2%を記録し彼女の代表作となった。

私生活では「やまとなでしこ」の翌年に「GTO」で共演した反町隆史と結婚し、ビッグカップルとして世の話題をさらった。現在51歳の松嶋は、近年はCM「SHISEIDO MEN」（2023年）や特別ドラマ「GTOリバイバル」（2024年、フジテレビ系）での夫婦共演も。

「やまとなでしこ」で松嶋演じる桜子の後輩キャビンアテンダント役を演じた矢田亜希子は、当時21歳。ドラマ「愛していると言ってくれ」（1995年、豊川悦司・常盤貴子主演）で16歳のとき女優デビューし、「ぼくらの勇気 未満都市」（1997年、KinKi Kids主演）や「Over Time-オーバー・タイム」（1999年、反町隆史・江角マキコ主演）などで人気度を上げていた。

美少女ぶりが話題で「やまとなでしこ」での可愛さも際立っており、当時は「お嫁さんにしたい女優No.1」ともいわれていた。「やまとなでしこ」後も初主演作「マイリトルシェフ」（2002年）や「白い巨塔」（2003年）などで活躍し、トップ女優の仲間入りを果たした。

現在46歳の矢田だが、近年は女優業のほかバラエティーでも活躍し、飾らない素顔や、大のコストコ好きなことなどでも話題に。

「やまとなでしこ」当時36歳だった堤真一は、ドラマ「SHOGUN 将軍」で米・第82回ゴールデングローブ賞 最多4冠を達成したことも記憶に新しい真田広之の付き人を務めていた過去があるほか、舞台俳優として実力を磨いていた。

2000年以前にも月9ドラマ「ピュア」（1996年、フジテレビ系）でヒロイン和久井映見の相手役として民放連続ドラマに初出演し脚光を浴びており、「やまとなでしこ」でのブレイクによって大人の男性としての魅力が幅広く認知された。

桜子（松嶋）の相手役で、若葉（矢田）からも片思いされる数学者で魚屋の欧介を演じた堤。不器用で優しく、誠実なキャラクターが反響を呼び、60歳となった今では日本を代表する俳優の一人に。

長らくどの動画配信サービスにも登録されていなかった「やまとなでしこ」だが、2025年2月から満を持してNetflixやFODプレミアムに登場し、作品ファンもちょっと気になっていたという程度の方も、心が踊ったのではないだろうか。各動画サブスクの利用料なども確認のうえ、作品を堪能してみては？