主演映画「交換ウソ日記」(2023年)では学校イチのモテ男子・瀬戸山を演じた一方で、今週から放送中の朝ドラ「あんぱん」に嵩(北村匠海)の同級生・辛島健太郎役で登場し、そのビジュアルの変わりぶりが話題になっている俳優、高橋文哉。
この記事では、学校イチのイケメンから芸術学校を目指すちょっと芋っぽい(⁉)キャラまでを我が物にしている俳優・高橋文哉の魅力にクローズアップ!


これ本当に同じ人!? 「交換ウソ日記」と「あんぱん」で激変した高橋文哉に驚き
最終更新日:2025年05月02日

「交換ウソ日記」での王道イケメンぶり
「交換ウソ日記」では、王道系イケメン瀬戸山を演じた高橋。随所に胸キュンシーンがあり、例えばヒロイン役の桜田ひよりを後ろから抱きしめてバスケットボールのシュートをしたり、私服デート時に髪をアップにした桜田のお団子を“ぽふぽふ”と触ったり、それはまあ、しっかりとガッツリとイケメンの役がハマっていた高橋。
青春の胸キュンを味わいたい人には心からお勧めしたい作品なのだが、王道イケメン役かつ青春系ストーリーだったため、むしろ、あまり演技力のほうには目が向かなかった。
ユカちゃん役を好演した「ブルーピリオド」
山口つばさによる漫画を眞栄田郷敦主演で実写化した映画「ブルーピリオド」(2024年)では、高橋はユカちゃんこと鮎川龍二役を好演。
主人公の同級生であるユカちゃんは女性的な容姿を持ち、自分の“好き”について葛藤している、という役どころだ。高橋はユカちゃんの役作りについて、可愛くなる方法を調べ、可愛くなりたいマインドを持つところからスタートした、という趣旨のコメントをしたことがあり、丹念に役作りを行っていたことが伺える。実際に劇中に登場したユカちゃんはしっかりと見た目は美しく、揺れ動く感情を丁寧に紡いでいた。
なお本作は、授業の課題で「私の好きな風景」として「明け方の青い渋谷」を描いたことから美術にのめり込んでいき、難関・東京藝術大学への入学を目指す高校生・八虎(眞栄田郷敦)らのチャレンジを描く物語となっている。
連続テレビ小説「あんぱん」で陽気なギーク的キャラに変身
打って変わって放送中のNHKの連続テレビ小説「あんぱん」では、今週から嵩(北村匠海)の真の友人となっていく辛島健太郎役で登場。黒髪ぱっつん前髪姿で、一目見ただけでは誰が演じているのかわからないほどの、潔い変わりぶりが話題に!
劇中では、試験に緊張した面持ちの嵩に陽気さがにじむ明るい声で話しかけた辛島。「試験官が“ある漫画のキャラクター”に似ている」と話が止まらず試験官に叱られてしまうと、「(似ているキャラクターの)フクちゃんに怒られたばい」と福岡弁で軽口を叩く印象的な登場シーンとなった。
筆者は「なんだか加藤諒くんみたいな子が出てきたなあ」と思っていたら後から高橋文哉が演じていることがわかり、「あの交換ウソ日記のイケメン役の人か」と驚いた。ほかにも同じように思った人がいたようで、ネットには「最初、加藤諒か? と思った」「高橋文哉くんとは気づかなかった」などの驚きの声があがっていた。カメレオンぶりには、今後はどんな役で違う姿が見られるのかと期待が高まってしまう。
この“ふり幅”は、演技力と言い換えることもできるだろう。「あんぱん」では同世代のイケメン俳優、中沢元紀や細田佳央太も注目を浴びているが、高橋文哉は今後多彩な役を演じ分ける力で異彩を放っていくのかどうか、新世代のカメレオン俳優になっていくかも? と期待が高まらずにはいられない!
高橋文哉の出演作が見られる動画サブスク
最後に「高橋文哉の出演作を観たい!」という人向けに、厳選して作品と配信先をご紹介しておこう。
▼「ブルーピリオド」が見放題の動画配信サービス
▼「あの人が消えた」(2024年)がレンタルできる動画配信サービス
- U-NEXT / Amazonプライム・ビデオ / DMM TV / TELASA / Lemino

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