夜ごと仮面をまとい、弱き人々を救う謎のヒロイン――。
U-NEXTで独占配信中の韓国ドラマ『夜に咲く花』で主演を務めるイ・ハニは、剣を手に悪と戦う、勇敢でしなやかな女性を力強く演じています。しかし、そんな“強さの象徴”のような役柄とは裏腹に、実生活の彼女にはギャップを感じる一面も。
時代劇の中で見せる華麗なアクションと、素顔の彼女が語る不器用さや真面目さ――そこにあるギャップこそが、イ・ハニの魅力をさらに際立たせているのかもしれません。この記事では3つの視点から、イ・ハニの役柄とのギャップにクローズアップ。


イ・ハニってこんな人だったの? 「夜に咲く花」ヒロインとの意外なギャップ
最終更新日:2025年06月05日
『夜に咲く花』の概要とあらすじ
2024年に韓国で放送された本作は最終回視聴率18.4%を記録。MBC金土ドラマ枠の歴代最高を更新する大ヒットに。
チョ・ヨファ(イ・ハニ)は、朝鮮最高の両班家に嫁いだものの、初夜も迎えずに夫を亡くし、15年間節操を守る未亡人として暮らしてきました 。しかし、夜になると仮面をかぶり弱き人々を救う「覆面武者」として活躍します。
ある夜、ヨファは賭博場に忍び込んだ際に、美貌と武術を兼ね備えた若き従事官パク・スホ(イ・ジョンウォン)に正体を見破られてしまいます。二人は昼と夜、正義と秘密の狭間で次第に惹かれ合っていきます。

強いヒロイン vs. 素顔は少し不器用で真面目
ドラマ『夜に咲く花』でイ・ハニが演じるチョ・ヨファは、困難に臆することなく、愛と正義のために果敢に立ち向かう女性です。夜な夜な覆面を被り、困っている人々を助ける彼女の姿は、まさに強さと意志の象徴といえるでしょう。
一方で、実生活におけるイ・ハニは、もしかすると落ち着いたライフスタイルを好むタイプかもしれません。過去のインタビューでは、美貌を保つ秘訣を「無理ない範囲での真面目な日常生活」と答えたり、「互いを埋められるような男性と愛を育てたい」と恋愛観を語ったり、実は不器用な部分が多い性格だと明かしたり、画面の中の強いヒロイン像とはコントラストを感じるような内面を明らかにしています。
アクションヒロイン vs. 演じる身体のリアル
アクション映画・ドラマへの出演は限定的ではあるものの、映画『エクストリーム・ジョブ』(2018年)では見応えのある乱闘シーンを披露したこともあるイ・ハニ。『夜に咲く花』でも剣術を駆使して戦うなど、肉体的にも非常にタフなヒロインを演じています(ほかにも、1人2役を演じたアクションコメディ『ワン・ザ・ウーマン』(2021年)でもイ・ハニの躍動ぶりが楽しめます!)。
しかし、実際のイ・ハニは本作でアクションを始めたのが産後6ヵ月のときでした。剣を扱うシーンでは手首の痛みに苦労したことや、時代劇特有の衣装を纏っての演技の難しさも明かしています。また普段の彼女は、ヨガやピラティスのような穏やかなエクササイズを好むという情報も。この点からも、役柄とのギャップが感じられます。
歴史的なヒロイン vs. 現代的で自由な女性
『夜に咲く花』でイ・ハニが演じるヨファは、朝鮮時代の名門両班家に嫁ぐ予定だった寡婦として、当時の伝統的な価値観や文化に深く根ざした生活を送っています。夫を亡くした女性としての慎ましい振る舞いや、家を守るといった意識は、まさに時代劇ならではのヒロイン像です。
一方、現代を生きるイ・ハニは、自由な考え方を持つ人物であることが垣間見えます。2022年には『Vogue Korea』において臨月グラビアを披露し、フォトシュートに応じた理由について「女性の身体が奇跡的であると同時に今までにない方向性を示したかった」という趣旨の回答をしています。あわせて、「妊婦でも好きな服を着て自分がセクシーだと感じていい」とも発言していました。こうしたことばからも、表向きは寡婦としてその時代の女性らしく生きる『夜に咲く花』のヒロイン像とのギャップを感じられます。
ほかにもイ・ハニの出演作を楽しむなら
この記事では、『夜に咲く花』のヒロイン、イ・ハニの役どころとの意外なギャップをお届けしました。
最後に、イ・ハニの出演作がほかにも気になる方に向けて、おすすめの作品を厳選してご紹介します。気になるものをぜひチェックしてみてください!
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