2012年に放送され、今なお多くのファンに愛され続ける法廷ドラマ『リーガル・ハイ』。堺雅人演じる毒舌天才弁護士・古美門研介と、新垣結衣演じる生真面目な新米弁護士・黛真知子が織りなす痛快な法廷劇は、従来の弁護士ドラマの常識を覆し、視聴者に「正義とは何か」を問いかけました。
本記事では、『リーガル・ハイ』の視聴方法から、初代シリーズの見どころ、放送から10年以上経った今も人気が衰えない理由、そして作品に込められた深いメッセージまで徹底解説します。
「リーガル・ハイ」の配信はどこで見れる? 無料で視聴する方法は?
最終更新日:2025年12月29日
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「リーガル・ハイ」を観られる動画配信サービスはある?
ドラマ「リーガル・ハイ」の配信状況
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TSUTAYA DISCAS | ◎ レンタルのみ |
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U-NEXT | × |
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ディズニープラス | × |
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Amazonプライム・ビデオ | × |
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TELASA | × |
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ABEMA プレミアム |
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Netflix | × |
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| Hulu | × |
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FODプレミアム | × |
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DMM TV | × |
※最新の配信状況は公式サイトでご確認ください。
残念ながらドラマ「リーガル・ハイ」をオンラインで視聴できる国内の動画配信サービスはありません。アメリカ版Amazonプライム・ビデオ内の「Doki」では配信されていますが、日本国内から通常の手段で視聴することはできない状況です。
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| 月額料金 | 定額プラン8:2,052円(税込) 定額プラン4:1,026円(税込) |
| 無料お試し期間 | 定額プラン8:30日間 定額プラン4:14日間 |
| ダウンロード機能 | - |
| 有料レンタル(PPV) | - |
| 同時視聴 | - |
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| 運営会社 | カルチュア・エンタテインメント株式会社 |
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②[サービス解除申請]をタップする。
③確認事項をチェックし、手続きを済ませたら解約完了。
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「リーガル・ハイ」の見どころ
キャラクター・ユーモア・テンポ
偏屈で毒舌・自己中心的だが訴訟無敗の天才弁護士・古美門研介(堺雅人)と、正義感が強く生真面目だが融通の利かない新米弁護士・黛真知子(新垣結衣)が織りなす凸凹コンビの法廷劇です。
正反対な"水と油"の2人がぶつかり合いながらも共闘する姿が最大の魅力で、法廷での丁々発止の掛け合いは痛快そのものです。難しい法律の話題もシリアス一辺倒にならず、笑いを交えてテンポ良く展開するため純粋にストーリーを楽しめます。
史上最高に笑えるリーガルコメディと銘打たれており、堺雅人さん演じる古美門のマシンガントークも滑舌良く聞き取りやすいと好評です。ユーモアとスピード感にあふれ、シリアスな法廷劇でありながら思わずクスっと笑わせてくれる絶妙なバランスの作品です。
他のリーガルドラマとの違い
従来のシリアスな弁護士ドラマとは一線を画す、極上のコメディタッチが本作の持ち味です。主人公・古美門は「勝った者が正義」という信念を掲げ依頼人の勝訴に執念を燃やす型破りな人物で、正義そのものを疑うアンチヒーロー的弁護士として描かれています。
正義感まっすぐな黛との対比も鮮烈で、硬派な法廷劇に風刺と笑いを持ち込む作風は他にはない独自路線です。実際、『リーガル・ハイ』はコミカルさと軽快なテンポの強さが特徴で、弁護士ドラマでありながら笑いとエンタメ性を追求した点で際立っています。
「闘うことを忘れてしまったすべての人たちに贈る」ドラマと公式に謳われており、登場人物たち(や視聴者)が自らの描いていた正義が絵空事だったと気づき、忘れていた闘志や諦めない気持ちを思い出していくテーマ性も秘めています。社会正義を振りかざす従来の作品とは違い、本作は正義と勝利の矛盾をコミカルに描き出す点で唯一無二の存在です。
これから観る人へのおすすめポイント
本作は法律ドラマ初心者や普段あまり法廷劇を見ない方にも強くおすすめできます。1話完結型で各エピソードごとに訴訟事件が描かれるため、気軽に見始められますし、全体を通してキャラクターの成長という縦軸もしっかり楽しめます。
堺雅人×新垣結衣という豪華キャストの掛け合いは非常にコミカルで、法律知識がなくても十分笑って付いていける分かりやすさがあります。実際に「弁護士ものながらコメディ要素も多く、気楽に見れる」という声もあるほどで、堅苦しさより娯楽性が勝っているドラマです。
視聴率も平均18.4%・最高23.5%を記録するなど放送当時大きな人気を博し、今なお根強い支持を集める名作なので、未視聴の方でもきっと楽しめるでしょう。
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ネタバレありの見どころ
序盤(第1話):物語の幕開け
殺人容疑の青年の冤罪を晴らすため、黛が古美門の門を叩く物語の幕開けです。正義感ゆえに上司(三木)に背いてでも控訴を諦めない黛でしたが、紹介された古美門は「正義は金で買える!」と豪語する人格破綻者で、初対面から法外な弁護料3,000万円を要求して彼女を唖然とさせます。
しかし古美門の驚異的な訴訟テクニック(マスコミ操作や証言覆し)により形勢逆転し、見事に控訴審へ持ち込むことに成功。実はこれすら古美門の元上司・三木が仕掛けた罠だった…というどんでん返しで物語が動き出します。
中盤(第6話前後):古美門の弱点が明らかに
コメディ要素だけでなくキャラクターの過去にも踏み込んだ展開が見どころです。例えば第6話「流血の離婚裁判」では、古美門の元妻という因縁の相手・安藤貴和(鈴木京香)が登場し、古美門が初めて法廷でタジタジになる珍事が起こります。
実は古美門はバツイチで、元嫁と対峙すると腹痛を起こすという弱点があり、無敵の古美門にも人間味あふれる弱点があることが明らかになります。この回では古美門の意外な過去と弱さがコミカルに描かれ、黛との関係にも微妙な変化が生じるエピソードとなっています。
終盤(第9~11話):クライマックスの大事件
クライマックスは二部構成の大事件と最終決戦です。第9~10話では、田舎の村人たちが大企業を訴えた公害訴訟が描かれます。一見「故郷を守る正義の環境裁判」のように思われたこの事件も、蓋を開ければ古美門の手腕でいつものように巨額の和解金を勝ち取る展開へと収束し、「結局は金か!」というテーマを浮き彫りにします。
古美門は法廷で10ページにも及ぶ長ゼリフの演説をぶちかまし、「この世には金より大事なものがある? 金なんですよ。奪われたものと尊厳に見合う対価を勝ち取るしかない!」と痛烈に説きます。村人たちが口にする「絆」や「金じゃない大事なもの」というきれいごとを一刀両断し、「戦争とズワイガニ食べ放題バスツアーの区別がついていない」と皮肉るシーンは爽快かつ痛烈です。この演説によって住民たちは目を覚まし、忘れていた闘争心を取り戻すのです。
そして最終話(第11話)では、「内部告発者の不当解雇」というテーマで古美門がついに初の敗北を喫するのか?というハラハラの展開を迎えます。絶対勝利を誇ってきた古美門が土壇場で追い詰められ、法廷でまさかの窮地に立たされる展開はシリーズ最大の見せ場です。
最強の弁護士が初めて味わう挫折と、その中で明かされる真実はまさに「真実は常に喜劇だ!!」という副題通り皮肉で痛快な決着を迎えます。最後まで笑いとどんでん返しが詰まったフィナーレは必見です。
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キャラクターの成長や関係性の変化
シリーズを通して古美門と黛の関係性が大きく変化していく過程も見逃せません。一見噛み合わない正反対の2人でしたが、数々の事件を経て少しずつ互いを認め合うようになります。
初めは古美門の非常識さに反発し「いつか古美門を打ち負かす」と息巻いていた黛も、彼のもとで現実の法の在り方を学び成長していきます。また黛のまっすぐさに触れるうち、古美門も彼女に一目置くようになります。
実際、古美門はことあるごとに毒舌で黛を罵倒しつつも、へこたれず言い返す黛の芯の強さを内心評価しており、極端な性格ながら他人に媚びない黛のことを密かに気に入っている節があります。物語後半では2人の間に信頼感が芽生え、法廷で互いにフォローし合う名コンビぶりを発揮します。
シリーズ全体の見どころとして、古美門と黛が「対立→相互理解→共闘」へと関係を変化させながら、「正義とは何か」を模索していく成長物語がしっかり描かれています。凸凹コンビが乗り越えた困難の数々が、最終的に強い絆となって結実する過程は痛快さだけでなく温かみも感じられるポイントです。
印象的なセリフや演出
本作には心に残る名セリフが数多く登場します。第1話で古美門が放つ「弁護士を神とでも思っているのか。正義なんてものはない。弁護士は依頼人を弁護するだけだ」という一言は、従来の勧善懲悪を覆すインパクト抜群の名言で、以後の黛や視聴者に強烈な印象を残しました。
また、第9話の法廷シーンで飛び出す「金が全てではない? 金なんですよ。あなた方が踏みにじられた尊厳に見合う対価を勝ち取るしかない」という古美門のセリフは、作中屈指の名場面として語り草です。どのセリフも皮肉とユーモアが効いており、勧善懲悪ものでは聞けない痛快な真理を突いてきます。
堺雅人さん演じる古美門の長ゼリフの数々は圧巻で、早口で畳みかける演説シーンは「滑舌が良いので実に聞き取りやすい」と評判になるほど見事に演じ切られています。
演出面でも、法廷シーンがまるで舞台劇のクライマックスのようにスリリングに描かれているのが特徴です。例えば第9話では依頼人の村人たちが古美門を雇う場面で黒澤映画『七人の侍』のテーマ曲をBGMに流すなど、随所に映画や特撮ヒーローへのパロディ演出が散りばめられています。
証言台での照明の使い方や劇伴音楽も相まって、裁判シーンがエンターテインメントとして存分に盛り上がる工夫が凝らされています。こうした演出により、本作の法廷劇は硬さよりも爽快感とドラマ性が際立ち、視聴者に強い印象を与える名シーンの連続となっています。
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生きていく上でのメッセージ
『リーガル・ハイ』は娯楽であると同時に、"人生哲学"や"社会への問い"も多く含む作品です。主役古美門の言動を通して視聴者が得られる気づきや価値観として、以下のような点が挙げられます。
真実・正義は絶対ではない
古美門は第1話で「我々は神ではない。ただの弁護士だ。真実が何かなんてわかるはずがない」と断言し、真実や正義を盲目的に信じることの危うさを示します。彼は「正義なんて特撮ヒーローやマンガの中にしかない」とも吐き捨て、理想論では世の中を変えられないと語ります。
まさしく「正しいと思われていることが本当に正しいのか」を考えさせる設定です。視聴者はこのやり取りから「社会が決めた『正論』に振り回されず、自分なりの視点を持つこと」の重要性を学びます。
全力で戦う姿勢と策略
本作では公正な裁判というより、あくまで「依頼人の利益」のために戦う姿勢が徹底されます。古美門は第3話で、黛に向かって「そんなことを言っているから負けるんだ」「まだ負けていない、だと? いや、君は負けるね。死に物狂いで無罪を勝ち取ろうとしていないから」と厳しく突き放します。
これは「汚い手を使え」という教えではなく、「勝つためにあらゆる手段を講じる覚悟が必要だ」というメッセージです。実生活に置き換えれば、自分の理想ばかりを主張して何もしなければ、結果は得られないという教訓とも言えます。視聴者はこのエピソードから「目的のために全力を尽くすこと」の大切さを考えさせられます。
現実主義と価値観の柔軟さ
古美門は、社会が"悪"とみなす人物の側にもそれなりの「正義(価値観)」があると語ります。例えば古沢氏(脚本家)のインタビューでも、「世間が『正しい』と思い込んでいることが本当に正しいのか、『悪者』とされる人間にも彼らなりの正義がある」と本作を評しています。
実際、劇中では悪人とされた被告の人権を徹底擁護する一方、古美門は時に「民意」や「絆」といった建前に対しても皮肉な見方を見せ、物事を多角的に見るよう促します。
例えば最終話で古美門は「理想で現実を変えることなどできない。もっともっと強く賢くなれ」と黛を叱咤します。これは「甘い理想論を振りかざすだけでは何も変わらない。現実と闘うためには自分を磨け」という現実主義の教えと受け取れます。
社会や権力の歪みをぶっ飛ばす
本作は事件設定や小ネタで、社会の問題点や権力者の不正を風刺的に描きます。堺雅人扮する古美門が「合法的ファイトクラブ」「正義の暴走」といった台詞で権力者を痛快にへし折る様子は、視聴者に爽快感と同時に「現実社会における弱者救済とは何か」を問いかけます。
また、視聴者レビューにもあるように「悪行を働くクソ野郎どもをこれでもかとやり込める様子は爽快」「社会の空気をぶち壊してくれる」と評価される場面も多く、権威や世間の風潮に迎合せず立ち向かう姿勢は見ていて勇気づけられます。
生き方や社会観についての気づきを与えてくれる
『リーガル・ハイ』は単なるお笑い法廷ドラマに留まらず、「現実にどう向き合うか」「何を正しいと信じるか」といった普遍的なテーマを盛り込みつつ描かれています。
古美門や黛の言動から、視聴者は自分なりの正義感や価値観を見つめ直し、時に既成概念に疑問を抱くこと、目標達成のためには戦略と努力を惜しまないことの大切さを学びます。結果として、本作は「ただおもしろい」に留まらず、生き方や社会観についての気づきを与える深いドラマとして、多くの人々に支持され続けているのです。
| 話数 | 11話 |
|---|---|
| 放送年 | 2012年 |
| 放送日 | 4月17日~ 毎週火曜日 21時00分 |
| キャスト | 古美門研介:堺 雅人 黛真知子:新垣結衣 三木長一郎:生瀬勝久 沢地君江:小池栄子 服部:里見浩太朗 加賀蘭丸:田口淳之介 井手孝雄:矢野聖人 |
| 主題歌 | RIP SLYME『SLY』 |
| あらすじ | 偏屈で毒舌で最低の性格だが、訴訟で一度も敗けたことのない敏腕弁護士と、真面目で正義感が強いが、融通の利かない堅物な新米弁護士。水と油の2人の弁護士が、ぶつかり合いながらも法廷で共闘! 闘うことを忘れてしまったすべての人たちに贈る「弁護士ドラマ」史上最も笑える極上のリーガルコメディ! |
| 視聴方法 | TSUTAYA DISCAS |
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よくある質問
- ドラマ「リーガル・ハイ」はどこで観られる?
- 動画配信サービスでは取り扱っていません。そのため、ドラマ「リーガル・ハイ」を観たい場合は、宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」を利用しましょう。「TSUTAYA DISCAS」なら初回14〜30日間無料で旧作を借り放題です。
- 「リーガル・ハイ」の放送日は?
- 2012年4月17日~ 毎週火曜日 21時00分から放送されていました。
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