『仮面ライダーディケイド』を視聴する上で、最も注意すべきは「テレビ最終回と映画の特殊な繋がり」です。他の作品のように「おまけの後日談」として捉えると、物語の肝心な結末を見逃すことになります。
本記事では、本編の衝撃を最大限に味わうための、完璧な視聴ルートを徹底解説します。
『仮面ライダーディケイド』を見る順番は? 最終回の「続き」を正しく見届けるための視聴ルート
最終更新日:2026年02月05日
『仮面ライダーディケイド』を見る順番は?
『仮面ライダーディケイド』はテレビシリーズ単体では完結せず、劇場版を組み合わせて初めて一つの物語が完成する「メディアミックスの極致」とも言える作品です。
| 順番 | 作品タイトル |
|---|---|
| ① | テレビシリーズ:第1話〜第31話(最終回) |
| ② | 仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010 (最終回の直後) |
| ③ | 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー |
まずはシンプルにテレビシリーズ全31話の完走を目指しましょう。ディケイドは、エピソードの間に特定の劇場版を差し込まなければ物語が繋がらないといった複雑さはありません。
【仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010】
・視聴タイミング:最終回(第31話)の直後
テレビシリーズ最終回の直後から始まる、『仮面ライダーディケイド』という物語の真のエンディングです。「なぜ士はライダーたちを破壊しなければならなかったのか?」「世界の破壊者という宿命の果てに何があるのか?」これらすべての答えがこの映画に凝縮されています。
【劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー】
・視聴タイミング:おすすめはMOVIE対戦2010のあと(第29話と第30話の間でも可)
公開当時の時系列では物語の終盤に位置します。歴代ライダーが勢揃いするお祭り映画ですが、士の過去や「大ショッカー」という組織の正体に迫る内容が含まれています。テレビシリーズとはパラレル(並行世界)的な側面もありますが、ディケイドの背景を知る上で欠かせない一作です。
最終回(第31話)のあとに『MOVIE大戦2010』を見ないと門矢士の物語は完結しない
出典元:仮面ライダーWEB【公式】
第31話は、『仮面ライダーディケイド』を語る上で避けて通れない伝説の最終回です。物語のクライマックス、全ライダーを巻き込んだ「ライダー大戦」が勃発する中で、物語は「続きは劇場で!」という衝撃のテロップとともに幕を閉じます。
多くの視聴者が呆然としたこのラストこそが、完結編映画への最大の導線となっています。ここで視聴を止めてしまうと、物語は「未完」のまま終わってしまうため、必ず『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』を視聴しましょう。
『MOVIE大戦2010』と『オールライダー対大ショッカー』の違い
『仮面ライダーディケイド』の劇場版は、どちらも「全ライダー集結!」という点では似ていますが、「物語上の重要度」と「ストーリーの性質」が全く異なります。
2つの劇場版の役割と違い
| MOVIE大戦2010 | オールライダー対大ショッカー | |
|---|---|---|
| 位置づけ | テレビシリーズの正当な完結編 | お祭り・外伝 |
| 重要度 | 視聴必須 | 設定の補完 |
| ストーリー | テレビ最終回の続きと旅の結末 | 士の過去や大ショッカーとの因縁 |
| 見どころ | 世界の破壊者の宿命と士の最期 | 歴代ライダー全員集合の豪華さ |
| 時系列 | 第31話直後 | 第29話〜第30話あたり |
MOVIE大戦2010:全伏線を回収し、旅の終着点へ導く「真の完結編」
テレビシリーズの最終回で突きつけられた「続きは劇場で」という衝撃の幕切れ。そのすべての答えが、この『MOVIE大戦2010』に凝縮されています。単なる同時上映作品ではなく、本作を見なければ『仮面ライダーディケイド』という物語は永遠に完結しません。
第31話のラストシーン、全ライダーを敵に回して孤独な戦いに身を投じた士が、なぜ「破壊者」としての宿命を受け入れなければならなかったのか。そして、旅の仲間であった夏海やユウスケとの関係にどんな決着がつくのか。テレビ版で積み上げられたすべての葛藤が、ここでついに解消されます。
オールライダー対大ショッカー:士のルーツとショッカーとの因縁を描く外伝
本作はテレビシリーズ第29話の放送時期に公開された、まさに「平成ライダー10周年」を象徴する夏の大イベント作品です。最大の見どころは、テレビ版では謎に包まれていた「門矢士は何者なのか?」という出自に対する一つの回答が示される点にあります。
士がなぜカメラを持ち、旅を続けなければならなかったのか。その背景に潜む巨大組織「大ショッカー」との因縁が、圧倒的なスケールで描かれます。
ただし、物語の立ち位置としては、テレビ本編の流れを汲みつつも一部の設定が異なるパラレルワールド的な側面が強いのが特徴です。ストーリーの厳密な繋がりを追うよりも、士という男のバックボーンを知り、歴代ヒーローが集結するお祭り感を最高画質で楽しむための一作と言えます。
そのため、時系列としてはテレビシリーズ第29話~第30話にあたる作品ですが、まずは一気にメインストーリーを完走し、後日譚として本作を視聴するほうがフラットに楽しめます。
『仮面ライダーディケイド』の重要エピソード
『仮面ライダーディケイド』を視聴する際、全31話の中でも「ここだけは集中して見てほしい!」という、物語の根幹や門矢士のキャラクターを象徴する重要エピソードを厳選しました。
これらを把握しておくと、完結編『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』への感動がより一層深まります。
第1話:すべての破壊が始まる日
物語の幕開けであり、この1話にディケイドの謎が凝縮されています。 降り注ぐ歴代ライダーの影、紅渡(『仮面ライダーキバ』)からの予言、そして門矢士が初めて変身するシーン。なぜ世界が崩壊しようとしているのか、その「問い」が提示される最重要回です。
第12話〜第13話:アギトの世界「正体と信頼」
士たちが「アギトの世界」を訪れるエピソードです。こで士は、自分が「世界の破壊者」と呼ばれていることに対して、初めて明確な葛藤を見せます。
また、後にディケイドの代名詞となる「ファイナルフォームライド(ライダーを武器に変える)」のギミックが最も鮮やかに描かれる、バトル演出の神回です。
第18話〜第19話:シンケンジャーの世界「異例のコラボ」
スーパー戦隊シリーズ『侍戦隊シンケンジャー』の世界に迷い込む、特撮史上初の試みです。単なるお遊び回ではなく、士が「自分はどの世界にも属さない通りすがりだ」というアイデンティティを再確認する重要なエピソードです。
第26話〜第27話:BLACK RXの世界「昭和と平成の邂逅」
昭和ライダーのレジェンド、南光太郎が登場するファン感涙のエピソード。 2つの世界に分かれた南光太郎が同時に変身する奇跡のシーンだけでなく、ディケイドが「過去の物語を破壊し、新しい物語を紡ぐ」というメタ的なテーマが浮き彫りになります。昭和ファンも平成ファンも必見の熱い回です。
第30話〜第31話(最終回):ライダー大戦の勃発
物語はいよいよ「世界の終わり」へと加速します。仲間だと思っていたイマジンや夏海たちとの対立、そして全ライダーが敵となる絶望的な状況。そして伝説のラスト、衝撃の結末へ……。この2話を視聴した瞬間、あなたの指は勝手に完結編映画『MOVIE大戦2010』の再生ボタンを探しているはずです。
動画配信サービスを活用してフル視聴しよう!
『仮面ライダーディケイド』は、テレビ最終回のラストシーンが劇場版の冒頭へダイレクトに繋がるという特殊な構造ゆえに、ノンストップで視聴できる動画配信サービス(VOD)との相性がこれ以上なく抜群です。
伝説の「最終回」から真の完結編『MOVIE大戦2010』まで、物語の熱量を逃さず一気に駆け抜けるなら、見放題作品数が豊富な「U-NEXT」や、スピンオフまで網羅した「東映特撮ファンクラブ(TTFC)」が最強の選択肢となります。