ライブ配信は、自分を表現できてほかの人の世界観にも触れられるコンテンツです。昨今ではスマホ1台で完結するスマホ配信アプリも多数登場。「YouTube(ユーチューブ)」や「Instagram(インスタグラム)」などの大手SNSが運営するライブ配信アプリもあります。
この記事では、すでに多くの人が利用しているものから知る人ぞ知る便利なものまで、幅広いライブ配信アプリをご紹介。各アプリの特徴や魅力を踏まえランキング形式でまとめたので、ライブ配信アプリでのライブ配信や閲覧を検討中の方はぜひ参考にしてください。
【2022年版】ライブ配信アプリ12選! 選び方・魅力・ランキングも紹介
最終更新日:2022年04月13日
ライブ配信の魅力とは?
ライブ配信の主な魅力(メリット)は、以下の2つです。
ライブ配信の魅力
- 手軽に自己表現ができる
- コンテンツが豊富
ライブ配信はライバーとリスナーのそれぞれにどんなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
手軽に自己表現ができる
ライバーから見たライブ配信のメリットは、手軽に自己表現ができること。自分の特技や趣味など、伝えたいことを多くの人に配信できます。自分が売りたいものをライブ配信で紹介すれば、通販番組のように利用することも可能です。無料で利用できるライブ配信アプリを使えば、金銭的な負担もほぼありません。
コンテンツが豊富
リスナー側から見たライブ配信のメリットは、コンテンツが豊富にあること。多様な年代・性別・考え方のライバーがさまざまなライブを配信しているので、多彩なジャンルのライブ配信が楽しめますよ。とくに、コロナ禍を境にライバー数が増加しコンテンツの量も増えています。
幅広いジャンルのコンテンツ(歌・ゲーム・料理・旅行など)を楽しみたいなら、ライブ配信アプリをチェックしてみましょう。
ライブ配信アプリの選び方
自分に合うライブ配信アプリを選ぶためには、以下の5つをチェックしましょう。
ライブ配信アプリの選び方
- 会員数の多さ
- 配信環境が整っているか
- 雰囲気(配信ジャンル)が合うか
- 稼ぎ方が合うか
- イベントが頻繁にあるか
自分に合うライブ配信を見つけたい方は、上の選び方を参考にピッタリのライブ配信アプリを探してみましょう。
会員数の多さ
会員数が多いライブ配信アプリを選ぶことは、ライバー・リスナーともにメリットがあります。ライバーは、リスナー獲得のチャンスが多く稼ぎやすい点がメリット。一方のリスナーは、ライブ配信数が多いためさまざまなコンテンツが楽しめます。
ライブ配信アプリの会員数は、ダウンロード数を参考にしましょう。なぜなら、ダウンロード数が多いライブ配信アプリなら、必然的にライバー数も多くなるからです。
たとえば、SNS大手の「Instagram」は1億3千万回以上、若い世代に人気のライブ配信アプリ「17Live」は14万回以上ダウンロード(2022年3月時点)されており、日々数え切れないほどのライブが配信されています。
配信環境が整っているか
ストレスなくライブ配信を楽しみたいなら、画質がよく遅延が少ない通信環境の整ったアプリを選びましょう。リスナーはスムーズにライブ配信が楽しめますし、ライバーも遅延などによりリスナーが離れるのを防げます。4K対応や低遅延(遅延が少ない)を謳うライブ配信アプリを選ぶとよいでしょう。
また、ライブ配信アプリの推奨環境も必ず確認しておきましょう。推奨環境とは、アプリを快適に利用できると確認されているOSやバージョンのこと。OSの種類は、スマホならAndroidかiOS、パソコンはWindowsかMac OSが一般的です。
対応していないOSの端末だと、アプリは利用できません。また、推奨されている環境以外では遅延などの不具合が起きる可能性もあります。こうしたリスクを回避するために、会員登録前に必ず推奨環境のチェックをしておきましょう。
雰囲気(配信ジャンル)が合うか
ライブ配信アプリごとに利用者の年齢層や配信ジャンルが異なるので、自分の雰囲気に合うアプリを選びましょう。雰囲気が合わないアプリを選ぶと、「観たいライブ配信がない……」「リスナーとの会話が楽しめない……」など、自分が求めていたものとは違う結果になってしまいます。
自分の雰囲気に合うかどうかは、公式サイトやアプリを見るのが一番。ライブ配信のジャンル(トーク・ゲーム・VTuberなど)やライバーの年齢層、サイトの雰囲気(カジュアル・オシャレなど)をチェックしてみましょう。
稼ぎ方が合うか
ライブ配信で稼ぐにはリスナーからチップをもらう投げ銭が一般的ですが、配信時間に応じて報酬が得られる時間報酬制を導入しているライブ配信アプリもあります。初心者の人や安定的に稼ぎたい人は、時間報酬制がおすすめです。
反対に投げ銭がおすすめなのは、すでにファンがついている人や配信内容に自信がある人。最初は時間報酬制のアプリを利用して、慣れてきたら投げ銭メインのライブ配信アプリに切り替えるのがおすすめです。
イベントが頻繁にあるか
イベントはリスナー獲得のチャンスなので、ファンを増やしたい人はイベントが多いライブ配信アプリを選びましょう。イベント情報は公式サイトや公式Twitterで随時配信されているので要チェック。イベントの賞品として、メディア出演権などの豪華賞品を用意しているライブ配信アプリもあります。
上手くいけば、ライバーから芸能人になれるチャンスも。自信があるイベントには積極的に参加していきましょう。
【初心者から上級者まで】ライブ配信アプリのおすすめランキング
初心者から上級者まで幅広い層におすすめのライブ配信アプリ12選を、ランキング形式でご紹介します。
ランキングは「会員数の多さ」「イベントの盛り上がり度」「初心者の敷居の低さ」などの観点から筆者個人が吟味したものとなっています。
多くの利用者がいる人気のアプリから、いま注目の最新アプリまで網羅。自分にぴったりのものを見つける手がかりにしてください。
第1位 「Pococha」ライバーもリスナーも繋がれる
「人と人とが「Link」し、「Live」 が「Life」へと「Link」する。」がコンセプトのライブ配信アプリ。そのコンセプトのとおり、ライバー・リスナー関係なく、みんなが繋がれる場所を提供しています。
取り組みのひとつが、ファミリー機能。ライバーとリスナーでグループを作り、新たなライブ配信の世界を作り上げられますよ。メディア出演権をかけたイベントなども開催されているので、芸能界に興味がある方は要チェックです。
さらに、「投げ銭」「時間報酬制」と2つの稼ぎ方を採用しているのも「Pococha」の魅力です。これから人気が高まることが予想されるため、ライバルが少ないうちに参入してみてはいかがでしょうか。
第2位 「YouTube Live」ユーザー数No.1! あらゆるライブ配信をお届け
世界各国からユーザーが集まる最大手SNS「YouTube(ユーチューブ)」では、「YouTube Live(ユーチューブライブ)」という名でライブ配信サービスを展開しています。個人的なライブ配信からニュース映像まで、とにかく幅広いコンテンツを楽しめるのが「YouTube Live」の魅力。
ライバーにとってはライバルの多いアプリですが、ほかのアプリとは比較にならないほどのリスナーがいます。ライブ配信に自信があるなら要チェック。PCやスマホの内蔵カメラや音声を使ったライブ配信のほか、本格的な機材を使用するエンコーダ配信も可能です。
第3位 「SHOWROOM」プロもアマも大集合
アイドルや芸人など、芸能界で活躍するプロも利用している「SHOWROOM(ショールーム)」。今をときめく人たちが身近に感じられると、ファンを中心に人気を集めているライブ配信アプリです。
「SHOWROOM」はアマチュアでも利用可能。「これから芸能界を目指していきたい!」という若年層の男女が多く利用しています。芸能人も多いライブ配信アプリだけあり、芸能界の目に触れやすいのもメリットです。
歌や踊り、トークなど一芸に秀でたものがある人は、「SHOWROOM」でその力を発揮してみてはいかがでしょうか。
第4位 「17LIVE」日本人ユーザーが多い
「17LIVE(ワンセブンライブ)」は、「イチナナ」の愛称で親しまれているライブ配信アプリです。特徴は、10代の若年層から60代のシニア層まで幅広い年齢の男女が登録していること。シニア層の有名人では、音楽グループ「TRF」のDJ KOOさんが挙げられます。
また、「17Live」は日本人ユーザーが多いのも特徴。「17LIVE」の親会社であるM17は台湾・インド・アメリカ・中東などグローバルに活動しており、なかでも日本のライブ配信事業は最大です。
日本人ユーザーが多いけれど、今後のグローバル展開も期待できる「17LIVE」。日本人同士の繋がりが欲しいけれど、いずれは海外の人ともやり取りしてみたい人にピッタリのライブ配信アプリです。
第5位 「インスタライブ」Instagramから手軽にライブ配信を視聴
「Instagram(インスタグラム)」ユーザーにおすすめのライブ配信アプリといえば、「インスタライブ」です。ライブの配信も視聴も「Instagram」のアカウントがあればOK。ライブ配信中ユーザーのアイコンをタップすれば、すぐにライブが視聴できますよ。
ライバーとして「インスタライブ」を使用するメリットは、公開範囲が選択できること。特定のフォロワーや、フォロワー以外のユーザーに対して非公開設定が可能です。仲のよい人とだけライブ配信を楽しみたいなら、「インスタライブ」をおすすめします。
第6位 「ツイキャス」登録ユーザー数3,000万人以上
「ツイキャス」の利用者数は3,000万人以上(2022年3月時点)。ライバーの多くはアマチュアなので、「芸能人が多いライブ配信アプリは敷居が高いなぁ……」とお悩みの方におすすめです。
ライブ配信の方法は動画とラジオ(音声のみ)のほか、スマホやPCの画面を表示できるスクリーン配信もあります。スクリーン配信を使えば、お絵描きやゲーム実況のライブ配信も可能。ゲーム実況のための機材を用意するのが難しい方は、「ツイキャス」をお試しください。
第7位 「ニコニコ生放送」ライブ配信サービスの元祖
ライブ配信の元祖といっても過言ではないのが、株式会社ドワンゴが運営する「ニコニコ生放送」です。2007年にサービスを開始して以来ファンとともに成長し続けている、通称「ニコ生」。利用者の数は公表されていませんが、筆者が確認した2022年3月時点では深夜2時台でも800件以上ものライブ配信が行われていました。
そんな「ニコ生」の特徴は、配信ジャンルと配信方法の幅広さ。顔出し・歌・ゲーム・お絵描きなど、さまざまなジャンルのライブが配信されています。配信方法はスマホとパソコンのほか、PlayStation®4にも対応。PlayStation®4を使えば、ボタン1つでゲーム実況が可能です。
第8位 「BIGO LIVE」世界各国で大人気のライブ配信
「BIGO LIVE(ビゴライブ)」は、シンガポールで生まれたライブ配信アプリです。海外発ということもあり、海外ユーザーの多さが特徴。累計ダウンロード数は4億以上(2022年3月時点)と桁違いの多さです。「日本にとどまらず、いろいろな世界が見たい!」という方は「BIGO LIVE」がおすすめ。
また、海外ユーザーと出会える可能性が高いので、ライブ配信をきっかけにさまざまな人と交流できる機会が得られます。最大9人で一緒にライブ配信ができるマルチ配信機能など、面白い機能も満載。語学力に自信がある方は、ぜひチェックしてみてください。
第9位 「LINE LIVE」スマホでもPCでも気軽にライブ配信
新しいアカウントを作るのが面倒な方には、「LINE LIVE(ラインライブ)」がおすすめ。「LINE」のアカウントを持っていれば、誰でも無料でライブ配信が楽しめます。総務省によると日本国内で最も使用率が高いSMSは「LINE」で、その割合はじつに86.9%(令和元年調べ)とのこと。
利用者数の多さに比例してコンテンツも多くなるため、さまざまなライブ配信を楽しみたいリスナーは要チェック。ライバーにとっては、リスナーが獲得しやすいライブ配信アプリです。
友達とだけでもライブ配信が可能なので、ライブ配信の雰囲気を知りたい方は友達と一緒に試してみてはいかがでしょうか。
第10位 「LIVE812」自分で通販番組が作れる
「LIVE812(ハチイチニ)」は、ライブコマース機能に特化したライブ配信アプリです。ライブコマースとは、ライブ配信で商品を紹介して購入を促すセールス方法のこと。つまり、「LIVE812」を使って自分の通販番組を放送(配信)できるのです。
出品できるものは、ハンドメイド作品や自分のイベントチケット、自家農園で作った野菜など自身が制作・開発に携わったものに限ります。詳しくは公式サイトの出品物ガイドラインをチェックしてください。
第11位 「マシェバラ」 アイドルや芸能人と1:1トークできるかも
アイドルやモデル、芸能人などのライブ配信が観られるサービス。配信者を独占できる「プライベート機能」が備わっており、配信者が承諾すれば1分60円で1:1トークができます。また、ギフトをプレゼントすることで間接的に応援することも。
アイドルや女優など特定の女性1人を応援するのが好きな人にとって、最適なライブ配信サービスだと言えます。また、「マシェバラ トーク」という一般女性が配信しているサービスもあります。
第12位 「Mirrativ(ミラティブ)」スマホゲーム配信を視聴するならココ!
「ミラティブ」は、小さなコミュニティの放送がたくさんあります。初見の方でもコメントを読んでもらえる確率は高く、配信者との距離が近いのが特徴です。テンポよく配信者とおしゃべりできるので、ライバーやリスナーとワイワイ楽しみたい人におすすめ。
また、スマホ画面をそのまま配信できるため、スマホアプリの配信をするのにも適しています。顔出ししていないユーザーも多く、「ライバーに興味があるけど身バレはしたくない!」という方にも最適です。
自分の端末にインストールしてあるゲームアプリが「マイアプリ一覧」として反映されるので、そこからライブ配信をしていないか探せるのがポイント。「マイアプリ一覧」から「ブロスタ」を選択すると、画像右のように「ブロスタ」のゲーム配信がズラっと表示されます。
「遊んでいるスマホアプリの攻略方法が知りたいなぁ」という方や、「このアプリには自信があるぞ!」という方は活用してみましょう。
初心者なら手軽に始められるライブ配信サービスをチェック!
自分を表現したり誰かの世界観に触れてみたりと、いろいろな楽しみ方ができるライブ配信アプリ。どのアプリも魅力的ですが、ライブ配信に慣れていない方は手軽に始められるものを選びましょう。
おすすめは「Pococha(ポコチャ)」。無料で楽しめてライバーとして稼げるチャンスもある、初心者向けのライブ配信アプリです。これからさらに人気が高まっていくと考えられるので、ライバルが増える前にチェックしてみてはいかがでしょうか。