【2022】スポーツアニメおすすめ30選！ 世界観や選び方も紹介

観たいスポーツアニメが決まっていない方は自分の好みに合う作品を選ぶところから始めましょう。選び方のコツはジャンル・年代・ストーリーで絞り込むこと。ここでは3つのコツについて詳しく解説します。

スポーツと一言でいっても球技や格闘技など種類はさまざま。スポーツジャンルはアニメの主軸となるため自分が観たいジャンルの作品を選びましょう。この記事ではサッカーや野球のほかアメフトやフィギュアスケートなども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

自分の観たいジャンルが思い浮かばない場合はサッカーや野球などの王道スポーツがおすすめ。一般的なルールが広まっているためスポーツに明るくない人でも楽しめます。

スポーツアニメは昭和のころより人気のジャンルです。1960年代にはカーレースを題材にした『マッハGoGoGo』や名作野球アニメ『巨人の星』などが放送されました。

スポーツのルールはそれほど大きく変化することがないため、年代を越えて楽しめます。これもまたスポーツアニメならではの魅力といえるでしょう。最近のスポーツアニメをあらかた観てしまった方は古い名作をチェックしてみるのもおすすめです。

スポーツアニメは勝利がゴールですが、それまでにはさまざまなストーリーがあります。ヒロインとの恋模様を描く恋愛ストーリー、ライバルを倒すためにひたすら努力を重ねるスポ根ストーリーなどなど。スポーツアニメにどのような要素を求めているのかで作品を選びましょう。

観たい作品は思いつかないけれど何かスポーツアニメが観たいという方は、話題の作品や原作の発行部数が多い人気作品から選ぶのも手です。人気作品はルールがしっかり説明されていたり、スポーツ初心者でもわかりやすかったりと万人受けするものが多い傾向にあります。

記事後半で紹介する動画配信サービスのなかには気になる作品を1話だけお試し視聴することも可能です。無料配信中の

この記事ではおすすめのスポーツアニメ30作品（以下リスト参照）をスポーツのジャンルごとにご紹介します。球技・格闘技・水泳などで分けているので気になるジャンルから作品をお選びください。

スポーツアニメの王道といえばサッカーや野球などボールを使って戦う球技です。ルールは多いもののメジャーなスポーツのため「観てればなんとなくわかる」という方も少なくないでしょう。まずはそんな人気の球技スポーツアニメ13選をご紹介します。

『週刊少年ジャンプ』で連載された『アイシールド21』はアメリカンフットボールを題材とした日本初の漫画です。気弱な性格が災いしパシリになっていた主人公が、その経験からアメフトにぴったりの俊足を手に入れるという新しい展開。

友情・努力・勝利を描いたジャンプらしい作品のため、スポーツ漫画の王道ストーリーが好きな方におすすめです。

高校サッカーが舞台の本作。原作漫画は週刊少年マガジンで1987年から連載開始された同名漫画です。原作自体はそこそこ昔ですがテレビアニメ化されたのは2001年になってから。やや絵柄に時代を感じるものの、2022年になった今でも楽しめる作品です。

原作者は堀内夏子。女性らしい繊細な心理描写が特徴で、スポーツアニメ以外に恋愛作品としての側面も描いています。試合以外のストーリーも描かれているため、スポーツ一辺倒に飽きた方にピッタリ。

『ダイヤのA』は2013年に第1期が放送開始。2020年3月までに第3期が放送され、全178話に及ぶ超大作スポーツアニメとなりました。

主人公が挫折するところから始まり、努力を重ね優勝を目指すまでの王道ストーリー。まさに磨かれたダイヤのように輝き出す主人公の姿から目が離せません。

小学生サッカーチームが題材の本作ですが、試合の描き方は大人も楽しめる本格派。デフォルメされたキャラクターに対してテクニックなどは丁寧に描かれており、良い意味で裏切られます。

少年サッカーならではのストレートさも魅力。主人公たちがまっすぐサッカーを好きでい続けているので、見ている側も安心してみていられるでしょう。

日本のみならず世界各国で話題となった『テニスの王子様』、通称『テニプリ』。この作品の魅力はなんといっても個性溢れるキャラクター達。主人公の越前リョーマをはじめ、部長の手塚国光や副部長・大石秀一郎などチームメイトもそれぞれキャラが立っています。

キャラ投票ではライバル校の部長・跡部景吾が1位になるなど、主人公以外のキャラクターにも多くのファンがついていることがうかがえます。「テニプリでテニスのルールを覚えた」という女性ファンも多く、スポーツアニメを見始めるきっかけになった人も多いようです。

あだち充が描く野球漫画『タッチ』は双子と幼なじみの三角関係というストーリー性や耳に残る主題歌が話題となり、いまなお語り継がれているスポーツアニメのひとつです。

幼少期に見ていたアニメを再度見直したい方、昔の味のある画風を楽しみたい方にはぜひ一度見ていただきたい名作。

スポーツアニメは数多くありますが、主人公の半生を描いた作品はそれほど多くありません。メジャーは珍しい作品のひとつで、主人公の本田吾郎が父を亡くし（母はすでに故人）親せきのがめつさや優しさを目の当たりにしながら成長していくまでのストーリーが描かれています。

メジャーは第6期まで放送されており、第1期は主に幼少期の日常が描かれています。スポーツ中心のストーリーを楽しみたい方は吾郎が中学3年生になった第2期から観るのもおすすめです。

サッカーチーム育成ゲームがアニメ化した本作。ゲームからのファンのほか、アニメ作品のクオリティの高さからゲームを知らない人々の間でも広まり大ヒットアニメとなりました。

子ども向け作品ならではの突拍子もない展開（エイリアンが登場したり、必殺技を習得したり）がありますが、それを素直に受け入れられる方なら楽しめる作品でしょう。

『ハイキュー!!』の魅力はスポ根アニメらしい爽やかさです。主人公の日向翔陽はバレーボールには向かない小さな体躯でありながら、強い気持ちと持ち前の根性で欠点を補おうと努力します。彼の熱意に集まるチームメイト。ゴールに向かい一致団結する姿。まさに青春を感じるアニメ作品となっています。

『黒子のバスケ』はキャラクターの魅力をメインに描いたスポーツアニメです。題材はバスケットボールですが、その試合に対してキャラクターたちがどんな思いを抱えて戦っているのかに主軸が置かれています。

選手たちのちょっとした表情の変化など、丁寧に描かれた心情を読み解きながら観るのがおすすめです。

『おおきく振りかぶって』では主に4つの野球チームが登場します。主人公がいる「西浦高校」、元居た群馬のチーム「三星学園」、夏の甲子園出場経験を持つ強豪校「桐青（とうせい）高校」、弱小チームから這い上がってきた「武蔵野第一高校」。

それぞれのチームの視点からもきちんと描いているのが本作の魅力。主人公だけでなくライバルチームの思いも含めて丁寧に描かれているので、スポーツマンシップや青春劇が好きな方におすすめの作品です。

男子高校生の日常と青春を描いた本作。主人公の一人「ペコ」は自分の能力を過大評価していますが、よくいる自尊心高めの男の子といった感じの人物です。一方「スマイル」は実力はあるものの無口で人と関わりたがらない性格。

ほかにも「ドラゴン」や「アクマ」といった通称で呼ばれる個性的なキャラクターが登場します。作品の前半から後半にかけて成長していく彼らの様子に「思わず涙が……」という声も。心揺さぶられる青春劇が観たい方はぜひご覧ください。

お調子者でまっすぐな男、桜木花道。最初のころは傍若無人で粗暴な振る舞いをするなどスポーツマンとしての自覚がなかった彼ですが、バスケットボールの魅力に触れ徐々に選手として成長していく姿が描かれています。

放送当時から30年近く経つ今もまだ輝きが失われないスポーツアニメ『スラムダンク』。バスケットボール作品をお探しならぜひ一度観ていただきたい良作です。

ボクシングや柔道といった格闘技を題材にしたアニメは、チームで行うスポーツとまた違ったストーリーが楽しめます。己の限界とトップを目指す格闘家たちの姿をご覧ください。

少年サンデーで連載された『がんばれ元気』。父親が亡くなるという暗いストーリーにも関わらず主人公である元気の明るさがスポーツアニメらしさを表現しています。

作品自体が古く動画配信サービスで配信されることは少ないようですが、原作漫画は2022年1月20日現在電子書籍で購入が可能です。作品が気になる方はぜひ電子書籍サービスもチェックしてみてください。

本作は『あしたのジョー』連載50周年の記念に作られました。キャッチコピーは「とどまるか、抗うか― あしたを、選べ」。

ストーリーは『あしたのジョー』をオマージュしたもの。昔の作品に現代のテクノロジーをマッチさせた作風となっています。ストーリー展開としてはボクシング選手としての誇りと生きざまを描いており、王道のスポーツアニメと言えるかもしれません。

「もしもこんなスポーツがあったら」という視点でも楽しめるアニメ作品です。

原作やアニメを観たことがない人でも、『あしたのジョー』というタイトル名や真っ白に燃え尽きたジョーの姿を思い浮かべられる方は多いのではないでしょうか。前述の『メガロボクス』のように記念作品が作られるなど、多くの人に衝撃を与えました。

アニメ放送から50年経った今でも動画配信サービスで配信されるスポーツアニメ『あしたのジョー』。当時の時代背景が垣間見えたり、ご都合主義にならないリアルさがあったりと今見ても十分に魅力あふれる作品です。

1986年に『ビックコミックスピリッツ』で連載された漫画作品が原作です。著者は『MONSTER』や『20世紀少年』で有名な浦沢 直樹。アニメーション制作は『DEATH NOTE』や『ちはやふる』を担当したマッドハウスが手掛けています。

実力派キャストにより描かれた『YAWARA！』は安定したストーリー展開と作画が評判。2020年を超えた今でも色あせない素晴らしい作品となっています。

1989年に『週刊少年マガジン』で連載を開始した本作は、2022年1月20日現在でも連載中の超ロングセラー漫画が原作です。舞台は1990年代の東京にある町。街の雰囲気や母子家庭への当たりの強さなどから、当時の時代背景をうかがい知ることができます。

真面目で優しい性格の一歩が純朴に努力する様子は「少年漫画の主人公らしい」の一言。風来坊な『あしたのジョー』とはまた違った魅力を持つボクシング漫画となっています。

水泳やスケートをテーマにしたスポーツアニメは美しさが重視されるなど、勝敗の基準が球技や格闘技と異なります。たとえば水泳なら泳ぎのフォーム、スケートなら技の完成度など美しさは大事なポイント。ここではそんな水泳やスケートを題材としたスポーツアニメをご紹介します。

『ユーリ!!! on ICE』最大の魅力は作画の素晴らしさです。ぬるぬるとした動きはまるで本物のフィギュアスケートを観ているかのよう。色彩も美しく「フィギュアスケート＝魅せるスポーツ」だということを再認識させてくれる作品です。

『Free！』は京都アニメーションが製作を手掛けており、映像美はさすがの一言。とくに水の表現が秀逸で、泡や光の屈折で生まれる影の描き方は思わず息をのむほどの美しさです。

ストーリーは王道のスポーツアニメで、全国大会を目指すチームの絆を描いています。

美女と酒と、スキューバダイビングという謎の組み合わせが織りなすギャグ物語。陽キャに絡まれた主人公は、なし崩し的にその一員となって過ごすこととなります。登場人物たちはとにかく脱いで脱いで脱ぎまくる！

番組冒頭で未成年の飲酒や登場人物の年齢に関する注意書きが出るなど、独特すぎる作品となっています。ちょっと下品で笑いが止まらない作品をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

ここからは、球技・格闘技・季節スポーツに当てはまらないスポーツを題材としたアニメについてご紹介します。カーレースや自転車レースのようなスピード感のある作品から、社交ダンスやかるたのような大人向けの競技までさまざま。今まで知らなった作品で気になるものがあればチェックしてみてくださいね。

『ツルネ ―風舞高校弓道部―』も『Free!』と同じく京都アニメーションが製作に携わっています。映像の美しさは健在で、矢を射る動作や風で舞う木の葉まで丁寧に描かれています。

弓道に関するルールなどを詳しく説明しているわけではありませんが、弓道を知らない人でも気負わずに楽しめる作品。部活の顧問や仲間たちとのやり取りは学生時代を思い出す人も多いでしょう。

最近のスポーツアニメではあまり見られないのが、貧乏設定の主人公。『capeta』は2000年代の作品にしては珍しい「才能はあるがお金はない主人公」が描かれています。忙しくお金もない父はそれでも息子の勝平太にできる限りの愛情を注ぎます。

その愛情に応えて父想いの優しい少年として成長している勝平太。お互いを思いやる2人の会話は大人になった人ほどグッとくるはず。カーレースを描いたスポーツアニメですが、人情アニメとしても通用する作品です。

『トライブクルクル』はダンスを題材にしたスポーツアニメです。ストーリーや絵のタッチは子ども向けですが、作中で使用されているダンス音楽はavex proworks（エイベックス プロワークス）が担当している本格派。大人もつい乗ってしまうハイテンション音楽アニメに仕上がっています。

スポーツアニメの主人公と言えばたいていは小学生からせいぜい20代前半。粗削りな若いスポーツマンの成長を描くのが王道ストーリーです。本作ではそんな王道を完全に無視。子どもがいる29歳の男性が主人公です。

現役世代を終え、引退を考える年齢になったときスポーツマンはどうするのか。その答えは『体操ザムライ』本編でご確認ください。

『弱虫ペダル』は原作漫画が累計発行部数2,500万部を突破した大人気スポーツアニメです。テレビアニメのほか劇場版作品や舞台化もされた本作。第1期アニメは全38話の長編作でありながら、中だるみしないストーリー性の高さから高評価を得ています。

スピード感のある作品といえば『頭文字（イニシャル）D』は外せません。ノリがよいクラブ音楽と当時はまだ新しかったCG技術により、峠を攻める車の疾走感をじつにうまく表現しています。

高校生が運転していたり道交法を無視したりと、なかなかブラックな内容ですが間違いなく名作です。

社交ダンスの煌びやかな世界観が描かれた『ボールルームへようこそ』。作画の美しさと主人公の成長ぶりが魅力のスポーツアニメ作品です。全体的にテンポがよく圧巻のダンスが次から次へと登場。社交ダンスのステージを観ているかのような感覚が楽しめます。

本作は箱根駅伝を題材にしたスポーツアニメです。原作は三浦しをん作の同名小説で、アニメ化だけでなくラジオドラマや舞台などさまざまな形で表現されています。

「走る」というシンプルな動作ながら「駅伝」というストーリー性の高いものを題材にしている本作。走るのが好きな人、陸上経験がある人はぜひご覧ください。

『ちはやふる』は少女漫画『BE・LOVE』で連載中のスポーツ漫画です。アニメは全3期まで放送されており累計発行部数は2,500万部越えの大ヒット。

競技かるたという一見地味なテーマですが、それを上手く作品にしているのが『ちはやふる』の凄いところです。ベースとなるストーリーと競技カルタを上手く絡めておりドラマチックな作品に仕上がっているので、青春や恋愛物語が好きな方におすすめです。