日韓エンタメ交流に黄金期が到来？ 日本人俳優×韓国人女優がトレンドの兆し！

2025年にはNetflixシリーズ「ロマンチックアノニマス」が配信予定。小栗旬が主人公で潔癖症の大手製菓メーカー御曹司、ハン・ヒョジュがヒロインで視線恐怖症を抱える天才ショコラティエに扮する。加えて、赤西仁が主人公の友人かつヒロインの密かな想い人で、バーオーナーという役どころで出演。

ロマンスとユーモアの絶妙なさじ加減で高評価を得たフランス映画「Les Émotifs anonymes（邦題：匿名レンアイ相談所）」をもとに、再構成されたストーリーとなるそう。

ハン・ヒョジュは「トンイ」（2010年）、「華麗なる遺産」（2009年）などの代表作を持つ韓国人女優。2015年公開の韓国映画「ビューティー・インサイド」では上野樹里との共演経験も。

「ロマンチックアノニマス」の具体的な配信日程はまだ明らかになっていませんが、日韓コラボでどんなロマンスが展開されるのか、俳優陣の化学反応に今から期待が高まります。

2024年10月からAmazonプライム・ビデオで配信中のドラマ「愛のあとにくるもの」では、坂口健太郎とイ・セヨンがW主演。韓国の動画配信サービスCoupang Play（クーパンプレイ）のオリジナル作品で、忘れられない出会いを経験し再会した韓国人留学生と日本人男性の恋模様を描く。

韓国での人気も高く、2023年には韓国でのファンミーティングを成功させていた坂口。本作は彼にとって初の韓国ドラマ出演作に。

本ドラマは俳優の日韓コラボのみならず、原作も日韓コラボしているのが特徴。同名小説「愛のあとにくるもの」は、男性視点で辻仁成が、女性視点で孔枝泳（コン・ジヨン）が描いた恋愛小説となっている。

坂口と共演したイ・セヨンは「宮廷女官チャングムの誓い」（2003年）などに出演した子役出身。代表作に「王になった男」（2013年）、「赤い袖先」（2021～2022年）などがある。

日韓コラボでは、いつもは国内作品を中心に活躍する日本人スターの新たな一面を発見できるのも魅力のうちでしょう。日韓をまたいで紡がれるラブストーリーは、Amazonプライム・ビデオで楽しめます。

昨年はNetflix Koreaドラマ「この恋、通訳できますか？」（配信日程未定）で「海街チャチャチャ」（2021年）などのキム・ソンホ、「ムービング」（2023年）「ハント」（2023年）などのコ・ユンジョン、福士蒼汰がトリプル主演を務めることが発表された。

多言語に堪能な通訳者が国際派女優の通訳を務めることでのドタバタを描くロマンチックラブコメディだ。

福士といえば独学で英語力を磨いて海外作品にも挑戦しているが、韓国ドラマへの出演はこれが初となる（過去にはHuluオリジナルドラマ「THE HEAD」で、全編英語の海外作品に参加している）。また一皮むけそうな福士の演技や、韓国2大スターとのラブコメでの掛け合いに期待！

昨年11月～ことし3月にかけて行われるNissy（西島隆弘）全国6大ドームツアーでは、トレーラー映像でNissyの相手役としてパク・ミニョンが出演。

パク・ミニョンは「キム秘書はいったい、なぜ？」（2018年）「私の夫と結婚して」（2024年）などで人気の韓国人女優。意外なコラボレーションには、SNSで「美の暴力すぎてびっくり」「聞いてないよー！」などと驚きの声も多数！

こうして日韓コラボが加速していくと、「これまであまり韓流作品を観てこなかった」という層も、引っ張られるかたちで韓流の魅力に気づいてしまうかも。

「ロマンチックアノニマス」「この恋、通訳できますか？」の2作は現状配信日程が明らかになっていませんが、期待値は大。この日本人俳優×韓国人女優共演の流れは今後加速していく可能性も。続報に期待！