「ANNIE/アニー」(2014年)への出演を最後に10年のあいだ俳優業を休業していたキャメロン・ディアス。Netflix映画「バック・イン・アクション」ではブランクを感じさせないキレのあるアクションを披露し、堂々のスクリーン復帰を果たした。この記事では、そんなディアスの順調なキャリアも一度手放す“新しい生き方”を紐解いてみたい。


「バック・イン・アクション」で堂々カムバック! キャメロン・ディアスの新しい生き方
最終更新日:2025年01月27日

引退と言い切らない柔軟さ
長らく引退状態にあった期間も、復帰を完全には否定しなかったディアス。潔く引退するスターもいる一方で、引退とも言い切らずハリウッドでのキャリアも柔軟に選択肢として残しておき、鮮やかに復帰したのはさすが!
復帰を決めたきっかけは、母親業と後述するワイン事業が中心の生活を送っていた頃に「ANNIE/アニー」で共演したジェイミー・フォックスから連絡を受けたことだそう。
実際、復帰作「バック・イン・アクション」では序盤からファンなら「こんな姿が観たかった!」と思ってしまう痛快なアクションで魅せてくれた。

40代後半で代理出産によって待望のママに
2015年にロックバンド、グッド・シャーロットのメンバーであるベンジー・マッデンと結婚し、代理出産によって47歳だった2019年12月に待望の娘が誕生したディアス。さらに2024年3月には息子も誕生し(第2子の出産方法は明かされていない)、52歳になる現在まで充実した子育てライフを送ってきた模様。
20代の頃から数々のヒット作で活躍し、キャリアに邁進したあと家庭をメインにする姿は新しくもあるし、ある女性にとっては羨ましく感じるかもしれない。
もちろん代理出産や長い休業を選択できるのは、これまでの成功と蓄えによるところも大きいはずだけれど、手放すのが惜しくなるようなハリウッドでのキャリアを手放し方向転換したのは実に軽やかに見える。
オーガニックワインのブランドを展開
ディアスは2020年に友人のキャサリン・パワーとともに、無添加・オーガニックにこだわったワインブランド「Avaline」をスタートした。あるインタビューでは“人生を取り戻す必要があった”と語ったこともあるディアスだが、自分に向き合った先に目を向けたもののひとつが“飲食”だったのかも。
「Avaline」は健康や環境に配慮したワインで、ディアスは俳優として休業中もInstagramなどで品質にこだわったワインをPR! 華々しい一方で緊張感にも満ちていそうなハリウッドを離れ、肩の力が抜けたような笑顔を見せていた。
エイジングを受け入れる
「チャーリーズ・エンジェル」(2000年)で共演したドリュー・バリモアとは、互いのInstagramでツーショットを披露。目尻などのナチュラルなしわも隠すことなく微笑む2人は、エイジングをマイナスなものとせずに堂々としているのがさすが。年を重ねていくのが楽しみになるようなディアスらの姿に、元気をもらったという人もいるのでは?
「バック・イン・アクション」の続編も期待していい?
「マスク」(1994年)のヒロインとして注目を集め、「メリーに首ったけ」(1998年)、「チャーリーズ・エンジェル」(2000年)、「ナイト&デイ」(2010年)といった数々の作品で活躍したディアス。
復帰作となった「バック・イン・アクション」のラストでは、続編を期待していいようなシーンも。“もしかしたらディアスの演技をまた観られる?”と感じたファンも多いはずだ。ハッピーでおおらかな魅力に溢れるディアスの今後の動向に注目しておきたい!

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