ファッション業界の華やかな側面と過酷な現実を描いた大人気映画『プラダを着た悪魔』(2006年)の続編が、2026年5月1日に全米公開されることで話題! 続編では鬼編集長のミランダ・プリーストリーが出版不況に挑む姿などが描かれるそうで、オリジナルキャストのメリル・ストリープやエミリー・ブラントに加え、1作目の脚本を担当したアライン・ブロッシュ・マッケンナ、プロデューサーのウェンディ・フィネルマンが続投することが報道されています。

『プラダを着た悪魔』の名シーンの数々は、働く私たちの心に刺さる“名言”の宝庫でもあります。続編の制作が発表され再び注目が集まる中、今回は"突き放されているようで、なぜか背中を押される”作中の名セリフを厳選して5つご紹介。キャリアに迷ったとき、やる気を取り戻したいときに、そっと効く言葉たちです。

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働くことの根本が垣間見える

まずご紹介するのは、主人公アンディ(アン・ハサウェイ)の仕事が決まり、集まった仲間とお祝いをしているシーンでのセリフ。

You know what? I would like to propose a toast. To jobs that pay the rent.

ちょっと聞いて。家賃を払ってくれる仕事に、乾杯!

乾杯のライトなシーンながら、生きるためにはサラリーが必要…ということで、前提として仕事に「やる気が出ない」だの「目標が見い出せない」だの言っている場合ではないということを思い出させてくれる、ある意味目を覚まさせてくれるセリフといえます(笑)。

自分の中に甘えはないか?

続いて、鬼編集長のミランダに認められない主人公のアンディが、ファッションライターのナイジェルに弱音を吐くシーン。

一見冷たく感じることばですが、アンディの仕事への心構えを変えるきっかけとなりました。

You're not trying. You are whining.

(君は頑張ってるわけじゃない。ただ愚痴をこぼしてるだけだ。)

「仕事で頑張っているのに認められない…」なんて思うことがあったら、自分の中に甘えはないか、このセリフを思い出して自分を鼓舞してみてもいいかもしれません。

それでも男性優位の社会に挫けそうになったら

3つ目にご紹介するのは、ジェンダーに起因する生きづらさや働きづらさを感じたときに、そっと寄り添ってくれる主人公・アンディのセリフ。

Okay, she's tough, but if Miranda were a man…no one would notice anything about her, except how great she is at her job.

(確かに彼女は厳しいけど、もしミランダが男性だったら…みんな彼女の仕事ぶりが優れてるってことしか気にしないはずよ。)

表面的には男女平等と言いつつ、残念ながら決してそうとは言い切れないのが社会。「思うところがあるけど周りには言えない…」なんて気持ちを抱えていたら、社会的に成功した『プラダを着た悪魔』のカリスマ鬼編集長でさえ、葛藤があることを思い出してみるのもアリ。

なりふり構わない姿勢も大事

4つ目の仕事に効くセリフは、ミランダからアンディへのことば。ミランダはパリコレにシニア・アシスタントのエミリーではなくアンディを同行させると伝えますが、エミリーに気を遣うアンディには迷いが生じます。そんなアンディにミランダは「判断はあなたに任せる」というストレートなことばをかけます。

The decision is yours.

(決めるのはあなたよ。)

仕事での飛躍のチャンスが来て迷いを感じたら、このセリフを思い出してみると、力をくれるかもしれませんよ。

ときには強い意思で理想を追い求めよ

最後に紹介するのは、カリスマ鬼編集長ミランダのセリフ。アシスタントのエミリーに無茶振りしているシーンで次のようなセリフを言います。

Am I reaching for the stars here? Not really.

(私、高望みしすぎてる? そんなことないわ。)

仕事をしていると「可能な範囲で」と折り合いをつける方向にいきたくなることがあるかもしれません。ただ、誇れる理想形を追求するには、それが無茶な要求だと世間や周囲が感じるとしても、ときに信念を曲げずに想いを貫く姿勢も大事だと、思い出させてくれるセリフです。

続編は2026年5月1日に全米公開

待望の『プラダを着た悪魔』続編は、2026年5月1日に全米公開されることが発表されています。メリル・ストリープらが続投する一方、アンディ役のアン・ハサウェイが再び出演するかは、現時点では不明です。それでも、あの名作が再び観られることに胸が高鳴っている方は多いでしょう。続編に関する続報にも期待しておきたいところ!

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