美を問うNetflixの意欲作「ダウンタイム」が松岡茉優×仲里依紗で2026年配信決定！

主人公の沼田文を演じる松岡は、天才的なオペ技術で「命を救う」ことを信条としながらも、形成外科医から美容外科医へ転身する役どころだ。

「新しい挑戦をさせていただくことに感謝しています。私が演じる沼田文は、どんな人も助けるヒーローではなくて、偏見もたっぷりだし、口が悪いし、勝手で、納得できることしか動きません。それでも家族を守りながら、努力し、意志の芽生えたものは途中で手放したりしない文が私には信じられ、頼もしく思います。

美容整形の表も裏も描く今作は、出口もゴールもない美の世界をはっきりと映し出します。曖昧なものは、もっと曖昧に。ある程度自由に選択できる時代だからこそ、自分ごととしてしっかり悩める作品になれたらと思っています」とコメントを寄せた。

松岡演じる沼田とは対象的なカリスマ美容外科医・遠山凜を演じるのは、仲だ。遠山は「美しさを与えることで人を救う」という考え持ち、沼田と対立するようなキャラクターとして描かれる。

仲は「挑戦的なテーマに最初は驚きましたが、美と向き合うこの世界は私にとって特別で、大好きな場所です。だからこそ、凜という女性の揺れや強さを丁寧に演じたいと思いました。 この作品が誰かの心や身体に光を届け、自分を愛し、大切にできるきっかけになれば嬉しいです」と語った。

三宅プロデューサーは「タイトル『ダウンタイム』のとおり、美しさの裏側には痛みを伴う静かな戦いの時間があります。美容整形が特別なものではなくなり、美しくなれることが希望にも呪縛にもなりうる時代。本作は美容整形を一方的に称えるのではなく、変えられるものと変えられないものの狭間で揺れる心情を、医師と患者、双方の視点から描く内面の物語です」と企画意図などを明かした。

本作は大ヒットドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』などのYuki Saito監督がメガホンを握ることでも期待が高まる作品だ。

Saitoは「よりオープンになった美容整形業界の光と闇をリアルに描き、美を追求する人々の根底にある心の葛藤を見せることで、多様な価値観を提示したい」と力を込め、「松岡茉優さんと仲里依紗さんという真逆の魅力を持つ俳優が対立し、認め合う。二人の繊細なやり取りから生まれる僅かな心の揺れを見逃さずに収めることができれば、見てくれる人の心に響くと信じています」とコメントした。

早くも配信開始が待ち遠しいNetflixシリーズ『ダウンタイム』は2026年に世界独占配信予定。

Netflixでは『イカゲーム』や『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シリーズなど、多彩なオリジナル作品を取り揃える。さらに直近では、佐藤健が企画段階から参加した青春音楽ドラマ『グラスハート』も配信開始されたばかり。まだNetflix未登録という方は次のサービス概要も確認のうえ、Netflixを始めてみては？